夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

夕べは思わぬ雲を捉えたり今日はその他色々

2022-06-12 14:11:13 | Weblog
夕べ、午後7時半頃遠い雷鳴と共に雲行きが怪しくなってきました。
窓から外を見ると濃紺の墨を流したような曇。これは絶好のチャンス!
FinePix を持って外へ。暗くなっているので露出計なんか当てになりません。勘だけで不気味な空を撮りました。


感激です。これを待っていたんだ!


これもいいぞ。


幸い曇に脅されただけで雷雨にはなりませんでしたが、これは思わぬ収穫です。
こんなのを素材に絵を描く人は居ないでしょうが水彩画で描くならあらゆる手法を駆使する必要がありますね。

今日は特に用事も無いので水彩色鉛筆で絵の練習です。


まったくの初心者ですがとにかく最後まで描いてみました。

笑うなら笑ってください。100枚位描けばなんとかなるだろうと思っています。

昼前に昨日撮った素晴らしい素材をもう一度撮りに出掛けました。
レンズはこのところ常用しているこれです。


11枚撮りました。昨日とほぼ同じ薄曇りの半逆光です。


薄雲の隙間から柔らかい日差しを受けて小屋が浮かび上がったこれがベター。静物としての風景、絵の世界です。
曇りの状況で撮った写真はコントラストが弱くて好きじゃありませんが敢えて挑戦中ですが、これなら納得。

画面が微妙に傾いていたので修正、その分をトリミングした他は何もしていません。

さっそくプリンターで印刷しながら FinePix S2Pro で一昨年暮れから何枚撮ったのか調べてみました。

本当はフィルムで撮りたいけどコストを考えると無理。

「水彩画のための素材」をテーマに写真を撮るって、案外有効かもと考えるようになりました。
例えばこれなんかどうでしょう。

昨年2月に新潟の筒石で撮った写真ですが、あの頃は絵の素材なんて意識は全然ありませんでした。
でも今見ると二人のおばさんが話しながら歩いていく姿は省略した水彩画で表現するには最高じゃないですか。
咄嗟に撮った写真ですが撮って良かったと思います。
コメント
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