夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

水彩画の素材写真を見ていて思ったこと

2022-06-06 17:19:50 | Weblog
雑用で出掛けましたが思ったより早く済んだので雨の情景を、あれ、雨が止んじゃった。
帰りに例の店に寄り道してこんな物を買ってきました。


モニターケーブルは DVI-D のアナログ信号も出る物で反対側は D Sub 15pin 。

これでワークステーションでベーカムを編集する場合 CRT モニターに映像が出せるはずです。

プリンターのインクは先日純正の ICC50 がジャンクの箱にあって買いましたが ICLM50 と ICLC50 も残り少ないので。
純正が¥110 x 2 で助かります。


先日、セリアでL版のアルバムを買ってきたので FinePix で撮った写真から気に入ったものを印刷して整理しました。
まだ途中ですが80枚入るアルバムがたちまち一杯です。

以前使っていた Canon EOS20D で撮った写真も膨大にありますが当面無視。

写真を選んで印刷しているうちに、もやもやした気分。
前から水彩画に限らず絵画について何か違和感を感じているのです。
Jr から FinePix S2 Pro を買い取ったのは昨年ですが、使い始めたのはもっと前です。
どんどん遡って2020年暮れにマニュアルレンズを装着して慣れない露出計で露出を決めて撮った写真を見てはっとしました。
独自の捉え方の面白い写真が何枚もありました。

ずいぶん大胆な構成です。


これなんか、朽ち果てた切り株です。

確か、試し撮りということで何も考えず自由に撮ったんです。

面白いところに目を向けています。


これもそうです。


散策しながら直感でカメラを向けていました。


敢えて条件の悪い被写体を選んでみたり


どこかで見たようなイメージですが素直に撮りました。


一枚だけ全景も。基本的に嫌いなほぼ順光線ですが曇の質感と大地の色が実に決まっています。


青と緑、濃い緑と曇の白。具象でありながら抽象の世界観。


枯れ色の中の柿の実がテーマだったと思います。


どうしてどうして、いい写真が撮れています。
旨く表現できませんが、誰に見せるつもりもなく、試し撮りということで無心で対象を見つめた結果なんでしょう。

でも決定的に欠けているものがあります。それは一般的な写真や絵画にも言えますが、「激しさ」。
改めてアルバムに貼った自分の写真を見直したらどれも平穏無事で居心地のいいポイントで撮ったものばかりです。
このところ水彩画の描きかたをネットで見ていますが、そちらも私の写真と似て都合のいい絵ばかりです。
もちろんそうじゃない写真や絵もあるんでしょうが、一般的に「ここでおにぎりを食べたらおいしいだろう」みたいな。

この件は今後深く考えてみますが、ほんのちょっとでも「激しさ」を感じさせる写真は無いかと自分のを探してみましたが


この程度で精一杯でした。太陽を入れ込んだ以外は別に激しくはありません。

子供や考えの浅い大人に太陽を描かせると赤くしちゃいます。太陽が純白だということを表現したのは正解。

絵も写真も今後は居心地の悪い、構図としてもセオリーを外した対象を狙うことにします。
絵でも写真でも嫌われる上下二分割は元々大好きなのでその延長線で悪天候(にわか雨、大雪、真夏の日差し)が狙い目ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする