夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 4月10日(金)「コロナウィルスと生活」

2020年04月10日 22時12分16秒 | 「思うこと」
コロナウィルスに対して生活を維持しながらどう戦うか。
籠城してコロナウィルス自身が消えていくのを待つことが大切ですが、籠城するにも食って生きていかねばならない。最低限のライフラインと食糧維持が必要です。しかし今の社会は複雑で、様々な分業によって維持される社会です。その分業はそれぞれに不可分な関係にあります。例えば食料を見てもスーパーで売っているわけですが、そのスーパーに食料品を運ぶのはスーパー以外の産業である運輸業であり、そもそも食料をつくるのは農家であったり水産業であったり加工工場であったり輸入業者であったりと様々な分業によって食料はスーパーで売られる。
国と都での休業業種を決める話し合いが長々と続いていたが、その中でのキーワードが「生活に必要な施設か」でした。生活に必要な施設かは上記の様々な分業であり最終的な消費財として売られたりする場(店)です。
すると生活に必要ではない施設を探すことの方が難しいですね。
その中で美容室や理容室がどうなのかと。。。。。
あるいは文化芸術などもどうなのか。
結局は国や都も様々な施設を休業することはできないという判断に立ちざるを得ません。
いくつかの娯楽や文化芸術の施設が休業となってしまいましたが。
するとその施設では多くの人々が労働をしなくてはならない。労働する人々は移動しなければならない。
国も都も三つの「密」を呼び掛けますが、人が移動をして労働をすれば必ず三つの「密」は実現しない。80%の人との交わりを避けて減らせというのも無理なことです。
矛盾が出てきますね。。。。。
そうすると、この矛盾の解決は休業施設を決めるということでは解決ができないのです。
諸外国でもスーパーでの買い物は人と人tの距離を2メートル離れて並ぶとか、これによって「密」を避けています。最近テレビのニュースなどを見てもキャスターたちが2メートルほど離れて密を防いでいます。ですから休業施設を決めるよりも「密」を避けるためにどのような対策を行えば休業施設を減らせるかが見えてくるでしょう。
飲食店も何も休業して都会の労働者に昼飯もろくに食わせないよりも、どう「密」を避けて営業を続けるかを考えるべきなんです。「密」を避けるために飲食店はどのような弥伊作をするか、客はどのような対策をするか。ここの指針を国や都は作るべきなんです。
同時に生きていくために食うには金が必要です。
この金はあるところにはあるが無い処にはない。これをどう分配をするかです。うまく分配をしなければ社会は維持できません。国はカネを出し渋ってマスク2枚で片付けようとしている。カネオ分配するにも企業優先で貧しい処には複雑な仕組みの中でカネは回らないようにしている。これでは籠城もできません。
同時に籠城をいつまで続ければいいのかという問題も重大な問題です。
なるべく短く籠城を切り上げるには、PCR検査をもっと増やしていくしかないのですが、国も都もこれには積極的ではない。下手をすれば国民は籠城しながら1億総玉砕です。
国や都の政策の変更を行うべきなんです。
それには専門家自体が問題になる。太鼓持ちばかりではどうにもならないでしょう。しかし太鼓持ちを作っているのも国や都です。
国民の悲劇はここにもある。
出も矛盾は拡大をしていくばかりです。マスコミや国民一人一人が声を上げないとだめです。そして自主管理を強めて連帯しなければならない。その中で生活の安定も生まれるでしょう。ネット上では互いに励まし合うことがはじまってきた。これが広がれば政治的な面に変化が出るでしょう。3.11のような絆が政治利用された変な方向にも向かいましたが、国民同士のよい面もたくさんありました。
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池に浮かぶ月809【4月10日】

2020年04月10日 18時19分11秒 | 「池に浮かぶ月」
日銀の2%目標はインフレ政策ですが、現実は賃上げもなくて個人消費は伸びない。そして社会保障の充実も消費増税ではできなかった。
その代わりが中国人などの観光客の国内消費をあてにした。
そして武漢でコロナが問題化しているにもかかわらず、総理大臣が日本に中国人に来てくださいと。。。。。
自爆

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「4月10日という日」

【2019年】ツイッターつぶやき「日銀物価安定目標 柔軟化論は誤り」出口も見えない日銀緩和が7年間も続いている。最近では副作用が大きくなっている。銀行や証券会社は店舗削減と人......

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