好例の市公園協会による自然観察会。今回は北茨城市の花園渓谷 猿ヶ城渓谷です。
始点標高約570m 終点標高約780m 標高差約210m 距離約3.7km 標準歩行時間1時間のところを3時間かけての草木の観察会です。これでもゆっくりというわけではなく、講師の先生の説明を聞きながら写真を撮るのは至難の業。どうにか見えるものだけ思い出に。
コボタンヅル。この度はコバノボタンヅルと比較したかったので楽しみにしていました。ところが、コボタンヅルのあった広場は駐車場になってしまいました。刈り取られた株から若芽がでていたものです。ひと芽だけいただいてきました。
下はコバノボタンヅル(参考)
参考:コバノボタンヅル
タマアジサイ。
シシガシラ
チドリノキ
コアジサイ
ホオノキの実が落ちていました。持ち帰って植物画を書いている級友へお土産に
カンスゲ。スゲの中でカンスゲとミヤマカンスゲはわかります。ミヤマカンスゲは子供の時に冬場のウサギの餌にするために谷川へ採りに行きました。カンスゲの葉は硬く、ミヤマカンスゲの葉は見た目似ていますがやや黄緑がかって柔らかい。今回は有りませんでした。
シシガシラの胞子葉
アズマヤマアザミ
コシアブラ 春の山菜
タカノツメ
コナラ
ミズナラ 葉柄がほとんどありません。
キンミズヒキ
オトコヨウゾメ
シロヨメナ
ミツバアケビ
紅葉はもう終盤です。
ツルアジサイ 鋸歯の細かさでイワガラミと区別できます。
フトボナギナタコウジュ
カメバヒキオコシ 葉が亀の姿に見えます。葉先は亀の尻尾。
オシダ
ヤマウルシ 危険触るな。
ミヤマヤシャブシ
タラノキ
サルトリイバラ
ハリギリ
ボタンヅル
タマブキ
マルバノホロシ
イヌトウバナ
ウバユリ
オクモミジハグマ
紅葉
栄蔵室登山口 昔、栄蔵という猟師が室を作って住んでいたという。県境の山を除いた独立峰では茨城県の最高峰882m。2番目が筑波山で877m。ブナ林は関東随一。 熊注意の表札あり。一同緊張。
熊が出た。
熊はクマでもクマイチゴでした。
悪乗りしすぎとノリウツギ
ヒヨドリバナ
サルナシ
ブナ
オノエヤナギ
バイカツツジ
雨情歌碑
遠く朝日は海よりのぼり 千里奥山夜があける
遥かに高い梢にヤドリギ。目いっぱいズームし、なおかつデジタル2倍で撮れました。実がいっぱい。
観察ルートの終点。1班の皆さん。 3班の構成で各班12名と講師と公園協会の方でした。
猿ヶ城渓谷のクランクカーブを切り替えなしでバスが通り抜けたときは皆さん拍手でした。
水沼ダム お疲れが出て来て車窓を見ている人は少なくなりました。
山道を歩いてる感覚になります。沢山拝見して、楽しませてもらいました。ヤドリギの実、白っぽいのですね~。
ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。
植物にお詳しい雑草さんの素敵なブログに惹かれました。
ウオーキングしていて分からなかった花の名前が分かってすっきりしました。
とてもお勉強になります。
また、読者登録して頂きましてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
ヤドリギは白い実ばかりです。たしか茨城と福島の県境で福島側に赤い実があったと思います。
私のブログで名前がお分かりになられたとは光栄です。これからもできるだけ多くの野草などを載せてゆきますので、またお越しください。こちらもときおりお邪魔いたします。ありがとうございます。