マチンガのノート

読書、映画の感想など  

ガーディアン紙の記事

2017-05-03 07:28:10 | 日記

クルド人部隊にいる人達

ラッカは人間の盾と仕掛け爆弾だらけだとのこと。

シリアのクルド人民兵の国際旅団には100人位の欧米のボランティア兵がいて、

雑多な左寄りの人たちだとのこと。

シリア北部の警察関係者によると、ISの1500人の外国人戦闘員がラッカに退却していて、

その何ダースかはイギリス人で、シリアで戦うために旅した850人のイギリス国民の一部だろうとのこと。

写真のキンバリー・テイラーさん(28)は、2015年の夏にイラクに行くことを決め、

難民の生活を見て、2016年3月に国際旅団に参加したとのこと。

敵のIS側にもイギリス人がいることは「不思議なこと」(weired)だとのこと。


露出せよ、と現代文明は言う: 「心の闇」の喪失と精神分析 立木 康介

2017-05-03 04:57:29 | 日記
現代の、明るく、健康で若く、快活でコミュニケーション能力が高ければいい、
と言うのは、負の側面を含む歴史や個人の闇、トラウマや欠損、障害などを
価値がないものとする極めて表層的なものだろう。
解らない事はネットで検索すればすぐに出てくる、という考えが大きく
影響しているのだろう。
松本卓也氏の言う社会のアスペルガー化というところだろう。
畑中千紘氏の言う、ドラえもんのストーリー、つまり困ったことがあれば、
それを解決する道具を使って解決すればいい、とのきわめて表層的なところでしか、
考えないというのもそうであろう。
 このようなことの前段階として考えられるのは、団塊の世代のニューエイジ思想
などの、マズローの考えや洗脳テクニックなどから来る様々なセラピーの、
葛藤や個人史の満たされなかったところを何らかのテクニックを用いて
解決して健康になる、高みを目指すなどのものがあるのだろう。
個人を歴史や社会から切り離して考えることの影響だろう。