マチンガのノート

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信田さよ子さんの臨床心理学観について

2021-02-09 20:34:35 | 日記

東畑開人さんがツイッターで、

"「臨床心理学1995年革命説」。信田さよ子さんの歴史観だが、大変説得力ある。

その年に内面的な心の問題とされていたことの多くが、実際に生じた暴力の結果だと再定義された。

阪神大震災とオウム事件が起こり、DVが言葉として流通し始め、スクールカウンセラーが始まった年のこと。

心の臨界点の話。"

と投稿していたが、日本兵の戦争神経症が無視されてきたことも

影響しているのだろう。

「戦争とトラウマ」中村江里

BS1スペシャル「隠された日本兵のトラウマ~陸軍病院の8002人のカルテ~」

治療者やクライアントも、知識として知らなかったら、いくら探しても

何が原因かが解らないことが多いのだろう。

中井久夫氏や神戸の臨床家がJ.ハーマンや、アラン・ヤングなどを

翻訳し始めたのも、臨床上の必要性に気づいたからなのだろう。