助演:エド・ハリス モーガン・フリーマン
俳優や監督として活躍しているベン・アフレックの'06年の第一回監督作品です。
デニス・ヘレインの「愛するものは全て去りゆく」という小説が原作になっています。
ベン・アフレック
女児誘拐事件をケイシー・アフレック演じる探偵が真相を探る映画となっていますが、
繊細な感じのケイシー・アフレックを探偵役にしたことには賛否があったようです。
しかしながら、もっと活気があったり、しぶとい感じの俳優を探偵役にすると、
もっと不快感の強い映画になっていそうです。
ケイシー・アフレック
米国では興行収入が良かったようですが、公開は'06年という米国政府の対外政策の
失敗が明らかになってきた頃だったこともあり、このような映画もヒットしたのでしょう。
その後に「ザ・タウン」や「アルゴ」を監督した、ベン・アフレックの監督としてのセンスが、
一番光っている映画で、社会派ミステリーの傑作です。
この映画が気に入った人には上西雄大監督の「ひとくず」も合うと思います。
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