マチンガのノート

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ゴーン・ベイビー・ゴーン 監督 ベン・アフレック 主演 ケイシー・アフレック 感想

2021-02-17 23:29:11 | 日記

 助演:エド・ハリス モーガン・フリーマン

俳優や監督として活躍しているベン・アフレックの'06年の第一回監督作品です。

デニス・ヘレインの「愛するものは全て去りゆく」という小説が原作になっています。

 ベン・アフレック

女児誘拐事件をケイシー・アフレック演じる探偵が真相を探る映画となっていますが、

繊細な感じのケイシー・アフレックを探偵役にしたことには賛否があったようです。

しかしながら、もっと活気があったり、しぶとい感じの俳優を探偵役にすると、

もっと不快感の強い映画になっていそうです。

 ケイシー・アフレック

米国では興行収入が良かったようですが、公開は'06年という米国政府の対外政策の

失敗が明らかになってきた頃だったこともあり、このような映画もヒットしたのでしょう。

その後に「ザ・タウン」や「アルゴ」を監督した、ベン・アフレックの監督としてのセンスが、

一番光っている映画で、社会派ミステリーの傑作です。

この映画が気に入った人には上西雄大監督の「ひとくず」も合うと思います。

Gone Baby Gone | Official Trailer (HD) - Casey Affleck, Michelle Monaghan | MIRAMAX

愛しき者はすべて去りゆく (角川文庫)
デニス・レヘイン