マチンガのノート

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エミリー・ザ・クリミナル 監督 ジョン・パットン・フォード 出演 オーブリー・プラザ テオ・ロッシ 感想

2022-10-09 00:09:40 | 日記

選択の自由は実在するのか?

大学に行くために奨学金を借りると、卒業後に返済する額が大きいことや、卒業しても

それを余裕を持って返せるだけの仕事に就くことが難しい場合が多いことなどを扱った映画です。

【あらすじ】

エミリー(オーブリー・プラザ)は前科があり、給与の良さそうな仕事に応募しても採用されないため、

ギグワーカーとしてケータリングの配達の仕事をしていますが、美大時代の奨学金の借金が

7万ドルあるので、返済することも難しい状態です。

ある時同僚に教わったところに連絡して、一時間で200ドル稼げるという仕事の話を

聞きに行くのでした。

美大時代の友人と今でも交流があるので、その友人は彼女の仕事のことも考えてくれて、

デザイン関係の仕事を紹介されますが、女性の50代の上司から、インターンとして

半年間無給で働くことを提案されます。

その条件に不満を言うと、その女性の上司は、自分の時代はインターンは無給が当然で、

さらに周りは男性しか居なかったと怒るのみで、エミリーの置かれた状況に配慮もしないのでした。

 

【感想】

エミリーがすることになる、偽のカードを使って買い物をすることをダミーショッピング

と呼ぶらしいのですが、店などよりかなり安く売るならば詐欺で手に入れた

商品でも結構簡単に購入者が見つかるのが意外でした。

カード詐欺は簡単に収入を得られて、元締めの男性(テオ・ロッシ)も魅力的なため、

エミリーはどんどん深みにはまりますが、トラブルがあったときにも結構しっかりと

対応して切り抜けるところがスリリングな展開になっていました。

多くの若年層が同じように奨学金の返済に苦労しているので、高く評価されたのでしょう。

 

 

Emily the Criminal

Emily (Aubrey Plaza) is saddled with student debt and locked out of the job market due to a minor criminal record. Desperate for income, she takes a shady gig as a

Rotten Tomatoes

 

 

Emily The Criminal | Official Trailer | In Theaters August 12