何かと個性的な映画の多いロシアのSF映画ということで期待して見てみました。
【あらすじ】
ウイルスにより、地球の生態系自体の存続が危ぶまれたので、数百光年彼方の地球と同じような星に、
地球の洞窟で見つかった生命を生み出す装置をコピーしたものを設置して、
居住可能にしようと宇宙船で行く話です。
【感想】
セットはしっかりと作られていて、ストーリーの方もオリジナルなものを考えて
製作したのでしょうが、出てくるいくつかの要素それぞれが説明不足で、焦点が絞られておらず、
盛り上がりに欠けました。
もっとしっかりとシナリオを考えて、どこで盛り上げようなどを決めてから映画を
作ったほうが良かったでしょう。
謎の生命体やウイルスの話、宇宙船がどこに着いたのかなど、いくつかの要素を出しても
噛み合わずに、空転している感じの映画でした。
ともかく、あの生命体は何だったのかの正体も解らず、消化不良な内容でした。