マチンガのノート

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黄色い家 川上未映子 生活必需品を与えられる事について

2025-01-05 19:27:43 | 日記

 

 

<書く人>生のエネルギー感じて 『黄色い家』 作家・川上未映子さん(46) :東京新聞デジタル

初めての連載、それも新聞連載だった。日々、ニュースに接する読者と同じように、物語は、四十歳になる主人公・花が、あるニュース記事を見つけ...

東京新聞デジタル

 

 

主人公の花が、黄美子の友人の映水(ヨンス)に携帯電話を渡され、使用料などのことを尋ねても、

気にせず使っていいと言われたときに、誰かが自分のために何かを用意してくれ、さらに、

自分が責任を負うべきものを代わりに引き受けてくれてたことに安堵と感謝を感じ、

何か守られたように感じる描写がありますが、実際に著者も、スナック勤めの母のもと、貧しい家に育ち、

親に守られた体験が少なかった様なので、似たようなことがあったのでしょう。

いかに生活インフラを支えられることが、貧しく生活に余裕がない人の大きな助けになるのかが判るところです。

この小説の舞台は2000年前後ですが、その後の年代の貧しい育ちの若年層を取材したものでは、

ノンフィクションライターの鈴木大介さんの一連の著作がありますが、そちらの方は更に過酷な暮らしが

取り上げられています。

コミック版の制作に参加した「ギャングース」の方は、中身は濃いですが、絵柄にクセがあるので

好き嫌いが分かれそうです。

最近では自身が脳梗塞になり、その後遺症で苦労したことを基に過去に取材した相手について

考察して書いた『貧困と脳』という新書を幻冬舎から出されています。

 

 

子どもの貧困に救いはあるか? 知られざるその実態(鈴木大介)

急速に注目を集めつつある「日本の貧困問題」。『最貧困女子』を上梓した鈴木大介氏に、その知られざる「貧困」の実態を聞いた。

Web Voice

 

 

 

『貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」』鈴木大介 | 幻冬舎

自己責任ではない!その貧困は「働けない脳」のせいなのだ。ベストセラー『最貧困女子』ではあえて書かなかった貧困当事者の真の姿約束を破る、遅刻する、だらしない――著者...

幻冬舎

 

コミック「ギャングース」1~16巻

 

 

『ギャングース』担当編集者が語る、ルポライター・鈴木大介の仕事|関根永渚至

幻冬舎plus

 

 

 

 

 

 


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