マチンガのノート

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うさぎのおやこ 監督 上西雄大 出演  徳竹未夏 清水裕芽 古川藍 華村あすか 萩野崇  上西雄大 感想

2024-04-07 19:01:13 | 日記

最近ハマっている上西雄大さんプロディユース・脚本・監督の映画ということでシネ・リーブル梅田まで

観に行きました。

【あらすじ】

軽度の知的障害を持ち小柄なため子供に間違えられる事の多い22才の女性、来栖玲[あきら](清水裕芽)と

精神障害を抱える母親の来栖梨加(徳竹未夏)ですが、母親の梨加は家賃を滞納しているなど、経済的に困窮しているため、

娘の玲に22才なのだからと働くように言った結果、玲は風俗店に面接に行くのでした。

【感想】

いろいろな障害を抱えた人やその周囲の人に経済的に余裕がないと、いかに大変なのかがよく判る内容でした。

行政や医療が頑張っても、そのような問題への支援はなかなか難しいのでしょう。

トー横キッズなども、食い物にしようとしている様々な人がいるのだろうと思いました。

解決方法の見えない問題を扱った本作ですが、上西雄大さんは精神科医役を軽めに演じていました。

 

シネ・リーブル梅田 | 様々なジャンルの良質な映画を幅広い世代へ提供する映画館

梅田にあるテアトルシネマグループの映画館 シネ・リーブル梅田のウェブサイトです。大阪でも指折りの観光名所 梅田スカイビルの3・4Fに4スクリーンを構え、世界各国の話題の...

シネ・リーブル梅田

 

うさぎのおやこ90秒予告

 

 


行動の動機の移行について

2024-04-07 09:36:58 | 日記

親から世話されたり、何かを教わったりすることなく、親から暴言や意味不明の暴力にさらされ、

親に何かを聞いても意味の通らないことばかりが帰ってくると、親や周囲から何かを言われたときなどに、

言いなりになるようだ。自他境界が曖昧で、言いなりになり周囲にやらされている部分で動いていると、

自己の内的感覚を無視して行動するようになり、そのことでさらに内的感覚を感じにくくなるので、

周囲のことで何かを感じたりしても、自らの内的感覚を無視して行動するので、空気を読まないで行動するなどに繋がるのだろう。

何かをする動機が、自己の感覚や思考に基づくものから、他人の言ったことに移行するのだろう。

そのことから、〇〇療法などといったやり方が決まっていることに、愛着が未成立など発達につまづきのある人が関わると、

周囲にやらされる部分が強化されるので、悪影響を及ぼすことが多いのだろう。

発達障害とされる人について、何かと先天的な要因が仮定されているが、それ以外の部分も大きいのだろう。

 

日本ユング心理学会 | ユング心理学研究