マチンガのノート

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アーマゲドン・タイム 監督 ジェームズ・グレイ 出演者 アン・ハサウェイ アンソニー・ホプキンス  ジェレミー・ストロング 感想 ネタバレ

2022-12-30 00:03:28 | 日記

1980年頃の少年の成長を描いた映画です。それまでの世代ごとの苦労がわかる映画になっています。

監督の少年時代のことを基にした半自伝的映画とのことです。

【あらすじ】

11歳のポールは絵が好きな少年ですが、教師からは「遅れがある」と見られていて、

同じクラスの黒人少年のジョニーとつるむようになります。

祖父のアーロン(アンソニ・ホプキンス)は彼に色々と関わり、社会の様々なことを教えていくのでした。

ある日、ジョニーとマリファナを吸っているところを教師に見つかったことで、両親に私立学校に

転校させられます。

ジョニーは高齢の祖母と暮らしているので、里子に出されそうになり、ポールの家の庭の小屋に身を隠します。

アーロンたちは東欧系ユダヤ人ということで、それまで様々な差別を受けてきたので、

何かあるごとに社会は不公正なことを教えるのでした。

それまで家と学校の事しか知らなかったポールは社会の様々なことを知るように成るのでた。

【感想】

現在のように黒人差別が可視化されて問題となり、様々なデモの起きるように成る以前の米国社会を

舞台にした映画なので、様々な機会を通して人種による差別などを知っていくところが

時代を感じさせる映画でした。

理不尽なことを経験することで、実際の社会を知っていくポールに温かく接する家族の描き方が

良かったです。

最後にポールがエリート養成校を去っていくところが印象に残りました。

ARMAGEDDON TIME - Official Trailer - In Select Theaters October 28


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