立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

昔の地名は単字が多かった。清代の郵便局・・・JingShangの山東イ坊への旅(楊家埠民俗文化古村)

2011年05月18日 | JingShang君からの上海レポート
 今朝の上海は晴れです。予報は雲が多目の晴れ、最高気温は32度、最低は21度です。
 今日も最初から4枚目までの写真は山東イ坊の楊家埠民俗文化古村です。1枚目は清代の郵便局というふれこみです。

 イ坊は当時イ県と呼ばれていたようです。昔の地名は単字のものが多かったのかも知れません。省や都市でも今は簡称とされていますが、一字で表すことがあります。河北省なら冀(き)、山西省なら晋(しん)、上海なら滬(こ)です。地名もそうで、イ県が市になるときにイ坊となったのではないかと思います。近年の同様の例で、私が知っているのは、河南省安陽市の林県が林州市へ、重慶市の万県が万州市になりました。
 そういえば、中国各地には蘇州、杭州、広州、鄭州等、州がつく都市が多くあります。これらも元々州がついていたかどうか考えると想像が膨らみます。
 元々漢字は一字一音一義ですから一字で単語となれる筈ですが、同音異義が多くなり、区分をするために本来の意味をなさない字をつけるようになったのだと思います。例えば扇子の子、餃子の子等です。子には本来の「こども」の意味はありません。しいて言うと子の前の文字が名詞であることを示すように思います。

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