2010/11/3 (水曜日) 晴れ
文化の日は晴れる時が多いらしい。
昨夜の天気予報でこのあたりのこと(特異日というらしい)を話題にしていた。
そのとおりで今日は真っ青な空が広がった。
最近、すっかり“工作実習生”になってしまった野鳥撮影実習生は今日も朝から工作に取りかかった。
今日は昨日の残行程で、ディスプレイサー・ピストン(スチール・ウールを巻いて作る)とシャフトの
工作だ。
この作業は何度もやっているので順調に進んだ。
さて、出来上がったディスプレイサー・ピストンを試験管に組み込んでスムーズに上下するように
調整したが、これが全然調整できない。
実習生の頭の中では4本のネジを締めたり緩めたりすれば、シャフトが傾斜して管壁に触れないように
調整できるはずだったんだけど、それが全く調整できないのだ。
うーん、こんなはずじゃなかったのに・・・
「ご飯よーっ・・・」 お代官が呼んでいる。
あれっ、もう昼時かぁ・・・時間の経つのは早いなぁ・・・
昼飯もそこそこに、また調整に没頭した。 だめだ、うまくいかない・・・
そのうち1時半になった。
ブルーインパルスの曲技飛行を見に川原に行く時間だ。 カメラを首に掛けて出かけてきた。
曲技飛行が始まるまで、工作のことをいろいろ考えていた。
何で調整できないんだろう? まてよ・・・ ベースの真鍮板が薄くて、ネジを締めても撓んでしまって
ダメなんではないか? ゴムパッキンが薄くてネジを締めても変形する量が少ないのではないか?
家に帰ったらそのへんを作り直してみよう。
ブルーインパルスの曲技飛行が終わったので急いで家に戻り、工作を再開した。
そしてベースをもう一枚貼り付けて2mm厚とし、ゴムパッキンは5mm厚のものにした。
そして調整してみた。 うん、今度は大丈夫だ。 調整ができる。
ディスプレイサー・ピストンが、摩擦無くスムーズに動くようになった。
ちょうどそのときまた ♪ 夕焼け小焼けで日が暮れて・・・ のメロディとともに
「良い子のみなさん、もうすぐ日が暮れます。 気をつけておうちに帰りましょう・・・」
の放送が聞こえてきた。
あれっ、もう4時半だ。 時間の経つのは早いなぁ・・・ 良い子はお片付けしなくっちゃねぇ。
↓ 完成した試験管ディスプレイサー。 ベースの1mm厚真鍮板を2枚重ねにして補強した。

↓ ベースと試験管の接続部のゴムパッキンを5mm厚にして変形量を大きくした。

↓ 早速テスト開始だ。 スムーズに回転する。 よし、よし!

↓ 簡単に5回転/秒を越えてしまった。 作動音も静かだ。

↓ 6回転/秒も超えた。 いいぞ!

↓ 6.7回転/秒が出た。 今までの最高回転数だ。 いわゆる回転数は 402rpmということだね。

今回の工作でガラス部分と真鍮部分を気密で接続するノウハウ(ちょっと大げさかな?)を取得できた。
スチームエンジン工作にも応用できるだろう。
今度は注射器パワーピストンを金属ピストンに改良してみよう。
どんなものになるか、お楽しみに!
文化の日は晴れる時が多いらしい。
昨夜の天気予報でこのあたりのこと(特異日というらしい)を話題にしていた。
そのとおりで今日は真っ青な空が広がった。
最近、すっかり“工作実習生”になってしまった野鳥撮影実習生は今日も朝から工作に取りかかった。
今日は昨日の残行程で、ディスプレイサー・ピストン(スチール・ウールを巻いて作る)とシャフトの
工作だ。
この作業は何度もやっているので順調に進んだ。
さて、出来上がったディスプレイサー・ピストンを試験管に組み込んでスムーズに上下するように
調整したが、これが全然調整できない。
実習生の頭の中では4本のネジを締めたり緩めたりすれば、シャフトが傾斜して管壁に触れないように
調整できるはずだったんだけど、それが全く調整できないのだ。
うーん、こんなはずじゃなかったのに・・・
「ご飯よーっ・・・」 お代官が呼んでいる。
あれっ、もう昼時かぁ・・・時間の経つのは早いなぁ・・・
昼飯もそこそこに、また調整に没頭した。 だめだ、うまくいかない・・・
そのうち1時半になった。
ブルーインパルスの曲技飛行を見に川原に行く時間だ。 カメラを首に掛けて出かけてきた。
曲技飛行が始まるまで、工作のことをいろいろ考えていた。
何で調整できないんだろう? まてよ・・・ ベースの真鍮板が薄くて、ネジを締めても撓んでしまって
ダメなんではないか? ゴムパッキンが薄くてネジを締めても変形する量が少ないのではないか?
家に帰ったらそのへんを作り直してみよう。
ブルーインパルスの曲技飛行が終わったので急いで家に戻り、工作を再開した。
そしてベースをもう一枚貼り付けて2mm厚とし、ゴムパッキンは5mm厚のものにした。
そして調整してみた。 うん、今度は大丈夫だ。 調整ができる。
ディスプレイサー・ピストンが、摩擦無くスムーズに動くようになった。
ちょうどそのときまた ♪ 夕焼け小焼けで日が暮れて・・・ のメロディとともに
「良い子のみなさん、もうすぐ日が暮れます。 気をつけておうちに帰りましょう・・・」
の放送が聞こえてきた。
あれっ、もう4時半だ。 時間の経つのは早いなぁ・・・ 良い子はお片付けしなくっちゃねぇ。
↓ 完成した試験管ディスプレイサー。 ベースの1mm厚真鍮板を2枚重ねにして補強した。

↓ ベースと試験管の接続部のゴムパッキンを5mm厚にして変形量を大きくした。

↓ 早速テスト開始だ。 スムーズに回転する。 よし、よし!

↓ 簡単に5回転/秒を越えてしまった。 作動音も静かだ。

↓ 6回転/秒も超えた。 いいぞ!

↓ 6.7回転/秒が出た。 今までの最高回転数だ。 いわゆる回転数は 402rpmということだね。

今回の工作でガラス部分と真鍮部分を気密で接続するノウハウ(ちょっと大げさかな?)を取得できた。
スチームエンジン工作にも応用できるだろう。
今度は注射器パワーピストンを金属ピストンに改良してみよう。
どんなものになるか、お楽しみに!