デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ボイラー(釜)覆いを改造しました

2011年05月08日 21時16分40秒 | 工作実習
2011/5/8 (日曜日) 晴れ


銅板を使って新しく作ったボイラー(釜)には煙管のつもりのパイプを
取り付けた。
この煙管(のつもり)パイプが効果があるのかどうか半信半疑だったが、
その後の工作中にかなり効果があるということがわかった。
機関車に乗せるためにボイラー(釜)覆い(おおい)を被せたのだが、
裸のときは圧力チェッカーの目盛り“4”~“5”が出せたのに
覆いを被せたら“2”近くに下がってしまったのだ。
周囲の風が防げて圧力は上がると思っていたのに、逆に下がってしまったのだ。
また裸にしてみると圧力が上がるようになる。  何でだろう!?

裸でテストのとき、耐火ボードの切れ端で煙管(のつもり)のパイプ上端を
塞いでみたところ圧力は急低下したではないか。
そうか、煙管の出口に何か邪魔物があると熱が流れず、釜の中の圧力が
低下してしまうのだ。
釜覆いには煙突が取り付けてあるが、機能していないのだろう。
覆いが煙管の上端で邪魔物となり、熱の流れを阻害しているのだ。

そこで今日はボイラー(釜)覆いの上部に窓を切り開いて、煙管が
機能するようにしてみた。


↓  並んだ煙管(のつもり)パイプの上に窓を開けた。 


↓  テスト開始。 2分過ぎにお湯が沸く音が聞こえてきた。 いつもより早い感じがする。



↓  炎もいつもと同じぐらいの強さだ。 圧力が上がり始めた。

 

↓  4分過ぎには圧力が上がり始めた。 部屋の中でのテストと同じぐらいの時間だ。



↓  5分過ぎに圧力が“4”に。  これなら順調だ。



↓  圧力“5”以上になった。 これは調子が良い。



↓  煙管(のつもり)パイプの上をアルミ板で覆ってみた。 圧力は低下していく。



↓  フライホイールを指で押さえて負荷をかけてみた。
    回転が遅くなり、圧力は上がっていく。 そしてついに“10”近くになった。
    そのときはフライホイールは強い力で回ろうとしているのが感じられた。



このボイラーのまま機関車に乗せれば何とか動き出すのではないだろうか。
でも、このままではボイラーが大きすぎる。
(強力アルコールランプが背が高くて大きすぎるのだ。)
次はもう少し背の低い熱源、例えば固形アルコール燃料などを使って
確認してみよう。


コメント (2)
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