デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

発電機の性能を調べてみました   - 2Wを発生させるのに9,000rpm -

2012年03月15日 21時24分52秒 | 工作実習
2012/3/15 (木曜日) 晴れ


今朝は屋根が霜で白くなっていた。
でももう春だ。 寒いとは言っても日向は暑いくらいだ。
午前中は穏やかな陽気だったが昼ごろから風が強くなって
工作には生憎の午後になってしまった。
戸外での作業を中止して部屋の中で工作をした。

今までは部屋の中で使うばかりだった回転数計測アダプタは
LEDもフォトトランジスターも剥きだしだった。
それでも部屋の中で使う分には十分機能して使ってきた。
ところが最近は戸外でも回転数計測をするようになった。
そうすると戸外の明るいところではアダプターが飽和状態になって
機能しなくなってしまう事態が発生した。
そこを直そうと工作を始めた。


↓  回転数計測アダプターはフォトトランジスターが剥きだしで明るい戸外では使い物にならない。
    そこでペーパークラフトでカバーを作って外光を遮断するようにしてみた。



↓  直射日光が当たる窓際で動作確認中。 明るいところでも何とか使えるようになった。



↓  紙で作った箱を黒く塗ってできあがりだ。 今日の発電機テスト用の回転円板も作った。




回転数も計れるようになったし、それでは発電機の性能を調べてみよう。



↓  発電機性能テストの様子。 発電機はミニグラインダーの回転をフレキシブルワイヤーで
    取り出して回転させる。



↓  ミニグラインダー。 物を削るのにはあまり役立たないが、こんなときに利用できる。



↓  グラインダーの回転をフレキシブルワイヤーで取り出し、リューターとして使うことができる。
    今回はリューターの先にプーリーを取り付けてベルト掛けして発電機を回した。



↓  発電機(模型用小型直流モーター)と回転数計測アダプターの様子。



↓  負荷にした可変抵抗器(レオスタット)。
    最大150Ωなので数Ωオーダーの細かい抵抗値は扱い辛かった。 



↓  負荷抵抗の代わりに300Wの電熱器を使った。 全体で33.3Ωなので低い抵抗値の
    設定がやりやすい。 抵抗値はニクロム線をワニ口クリップで咥えて調整した。    



↓  さぁ、テストを始めよう。



発電機の性能確認の様子を動画でご覧ください。





この発電機で2Wの電力を発生させようとすると9000rpm以上で
回さなくてはならない。
こんな小さな発電機なんだから2Wというパワーを生み出すのは相当
きついのだろう。
果たして発電機の性能とはどんなものなんだろうか・・・・・
実習大好き、学科苦手の実習生にはよくわからないが、入力した力(パワー)より
出力が小さいのはわかる。
だって入力したパワーよりが大きなパワーが取り出せれば「永久機関」が出来るじゃないの?
ま、100入れて99出てくるか、100入れて10出てくるかの差だな。
それにいくら頑張っても10しか出ないものに無理やり100出そうとしたって
出てくるわけはない。
まぁ、あんまりよくわからないけど、工作したスチームエンジンは逆立ちしても2Wの発電は
出来ないだろう、ということはわかった。
残念だけど仕方が無い。






コメント (2)
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