2013/09/02 (月曜日) 晴れ午後夕立
V型スチームエンジンの工作を思い立ったがなかなか腰が上がらない。
しばらく工作を中断していたので怠け癖がついてしまったのかも・・・
第一何から作ったら良いのか・・・・・
あれも作らなけりゃ、これも作らなけりゃと、ただ頭の中で空回りするばかりだ。
確かにいろいろな部品を作らなけりゃならないが、千里の道も一歩から・・・だ。
先ず、クランクシャフトを作ることにした。
簡単な部品だけど結構難しい。
クランクピンの両端にネジを切るのだがこれがなかなかまっすぐには切れない。
無理やりネジを切るとヨタヨタとうねったネジなってしまい、組み立て時に
クランクが捩れて失敗してしまう。
それに軸にはロウ付けで取り付けるのでこのときに失敗することも多い。
まぁ、第一の関門というところか・・・・
↓ 3φステンレス丸棒を切り出した。
↓ 丸棒がまっすぐかどうかチェックしてみた。 ボール盤に咥えて回転させてみる。
↓ 丸棒の中心をスケールの目盛に合わせる。
↓ チャックを手で回転させていく。 一番ぶれたところは約1mmだった。
材料屋からは真っ直ぐなのを選んで買ってくるのだがこんな曲がりがある。
これを直そうとすると余計曲がってしまうからこのくらいなら我慢しておこう。
↓ クランクピン(3φ丸棒)の両端に3mmのネジを切るのだが、3φ丸棒そのままでは3mmネジは切れない。
ネジ切りの部分は2.7φぐらいに細く削らなくてはならないのだ。 昔はこんなこともわからず、そのまま
無理やりネジを切っていた。 出来上がったネジは首が曲がったり、ナットがきつくて回らなかったりした。
↓ ゲージに嵌めて太さを確認しながら削っていく。
↓ ネジ切りのために両端を細く削ったクランクピン。
↓ クランクピンのネジは真っ直ぐに切らないとクランクを組み立てたときに歪んで失敗してしまう。
クランクピンをボール盤に咥えてバイスに固定したダイスに直角に当てて喰いこませる。
↓ チャックを手で回しながら喰いこませていく。
↓ 十分喰いこんだらダイスをバイスから取り外す。 そしてダイスハンドルにセットしてねじ切りをする。
↓ これで、いきなりダイスを当ててネジを切るよりは真っ直ぐなネジが切れる。
↓ ナットを嵌めたクランクピン。 当初の設計ではクランクに雌ネジを切って組み立てる方式だったが
雌ネジがまっすく立てられず失敗。 止むを得ずクランクを両側からナットで締め付けることにした。
そのためナットの厚さの分だけ寸法が長くなってしまった。
↓ クランクは、幅8mm 厚さ3mmの鉄平角で作る。
↓ ストロークは20mm。 クランクには正確に10mm間隔の穴をあける。 ポンチ打ちは案外難しい。
↓ この穴も面に直角に開けなくてはならない。 左右がずれてもだめだ。
↓ 仮組み立てをしたクランクシャフト。
↓1.5mm厚の真鍮板からコンロッドを削りだす。こういう作業をするといつも「人間フライス盤だな」と思う。
↓ 出来上がったクランクシャフトの部品。
↓ 組みあがるとこういう感じになる。 (ロウ付けするので真っ黒になってしまうが)
久しぶりの工作は何だか戸惑ってばかりで全然能率が上がらなかった。
たったこれだけの工作をしただけで、例の音楽が流れて
「良い子のみなさん もうすぐ日が暮れます 車に気をつけて おうちに帰りましょう」
の案内が聞こえてきた。
オイらは「良い子の皆さん」とは縁が無いけどそろそろお片づけをしなくっちゃ・・・
というわけで今日の工作はここまで。
V型スチームエンジンの工作を思い立ったがなかなか腰が上がらない。
しばらく工作を中断していたので怠け癖がついてしまったのかも・・・
第一何から作ったら良いのか・・・・・
あれも作らなけりゃ、これも作らなけりゃと、ただ頭の中で空回りするばかりだ。
確かにいろいろな部品を作らなけりゃならないが、千里の道も一歩から・・・だ。
先ず、クランクシャフトを作ることにした。
簡単な部品だけど結構難しい。
クランクピンの両端にネジを切るのだがこれがなかなかまっすぐには切れない。
無理やりネジを切るとヨタヨタとうねったネジなってしまい、組み立て時に
クランクが捩れて失敗してしまう。
それに軸にはロウ付けで取り付けるのでこのときに失敗することも多い。
まぁ、第一の関門というところか・・・・
↓ 3φステンレス丸棒を切り出した。
↓ 丸棒がまっすぐかどうかチェックしてみた。 ボール盤に咥えて回転させてみる。
↓ 丸棒の中心をスケールの目盛に合わせる。
↓ チャックを手で回転させていく。 一番ぶれたところは約1mmだった。
材料屋からは真っ直ぐなのを選んで買ってくるのだがこんな曲がりがある。
これを直そうとすると余計曲がってしまうからこのくらいなら我慢しておこう。
↓ クランクピン(3φ丸棒)の両端に3mmのネジを切るのだが、3φ丸棒そのままでは3mmネジは切れない。
ネジ切りの部分は2.7φぐらいに細く削らなくてはならないのだ。 昔はこんなこともわからず、そのまま
無理やりネジを切っていた。 出来上がったネジは首が曲がったり、ナットがきつくて回らなかったりした。
↓ ゲージに嵌めて太さを確認しながら削っていく。
↓ ネジ切りのために両端を細く削ったクランクピン。
↓ クランクピンのネジは真っ直ぐに切らないとクランクを組み立てたときに歪んで失敗してしまう。
クランクピンをボール盤に咥えてバイスに固定したダイスに直角に当てて喰いこませる。
↓ チャックを手で回しながら喰いこませていく。
↓ 十分喰いこんだらダイスをバイスから取り外す。 そしてダイスハンドルにセットしてねじ切りをする。
↓ これで、いきなりダイスを当ててネジを切るよりは真っ直ぐなネジが切れる。
↓ ナットを嵌めたクランクピン。 当初の設計ではクランクに雌ネジを切って組み立てる方式だったが
雌ネジがまっすく立てられず失敗。 止むを得ずクランクを両側からナットで締め付けることにした。
そのためナットの厚さの分だけ寸法が長くなってしまった。
↓ クランクは、幅8mm 厚さ3mmの鉄平角で作る。
↓ ストロークは20mm。 クランクには正確に10mm間隔の穴をあける。 ポンチ打ちは案外難しい。
↓ この穴も面に直角に開けなくてはならない。 左右がずれてもだめだ。
↓ 仮組み立てをしたクランクシャフト。
↓1.5mm厚の真鍮板からコンロッドを削りだす。こういう作業をするといつも「人間フライス盤だな」と思う。
↓ 出来上がったクランクシャフトの部品。
↓ 組みあがるとこういう感じになる。 (ロウ付けするので真っ黒になってしまうが)
久しぶりの工作は何だか戸惑ってばかりで全然能率が上がらなかった。
たったこれだけの工作をしただけで、例の音楽が流れて
「良い子のみなさん もうすぐ日が暮れます 車に気をつけて おうちに帰りましょう」
の案内が聞こえてきた。
オイらは「良い子の皆さん」とは縁が無いけどそろそろお片づけをしなくっちゃ・・・
というわけで今日の工作はここまで。