今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

BOX!

2012-12-02 14:02:09 | 

最近、百田尚樹の作品にはまっているのですが、これも面白かったです。

映画にもなったボクシングの小説。

格闘技系は好きじゃないし、血が出てきた時点でNGなので、ボクシングに興味を
持ったことはなかったけど、この小説は格闘技ダメでも面白いです。

小説の力はすごい!そんな私でもボクシングの世界に引き込まれるのだから。

天才型と努力型の二人の高校生の描き方も上手いです。

天才ゆえに頂点に達することのできない闇、努力型の限界。

勝ったり負けたり、最後までどっちが勝つのかハラハラドキドキの小説ですが、
不思議と両方の高校生を応援したくなってしまう、そんなキャラクターの設定が
上手いです。

勝っても負けてもすがすがしさが残り、その後の少年たちの進路のそれぞれの
人生ドラマを応援したくなるような小説でした。

お勧め二重丸!


新名所 本多忠次邸

2012-12-02 13:49:27 | 国内旅行

岡崎に新名所誕生!?

母が「本多邸に行こうよ、行こうよ」というので、

「本多邸?なんだそれ、そんな知り合いいたっけ?」

と思ったのですが、今年の7月に移築工事が終わり、一般公開が始まったのがこのお屋敷です。

旧本多忠次邸は、旧岡崎藩主本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次(1896-1999)が、
昭和7年(1932)、東京・世田谷の敷地約7,100平方メートル内に建てた住宅と壁泉の一部を
移築し復原したものです。

本多家の遺族が岡崎市に寄付したのは何と10年前。移築費用5億円の財源を巡り、
議論が紛糾し移築されないまま10年間倉庫に眠っていたそうです。

昭和の洋館は80年経つと文化財扱いになるんですね。

文化財にしてもいいけど、こういう古い洋館を中だけリフォームして、ヨーロッパの古い住宅
みたいに、アパートにしても面白そう。

でもこういう古いものが残ったということはいいことです。

興味のある方は是非行ってください。特別展のない時は入場無料です。岡崎市、太っ腹~!