「利休にたずねよ」を見てきました。
うわさ通り、映画の中で使われる本物のお道具がすごい。
海老蔵の所作が美しい。衣擦れの音が優雅。最後のシーンの中谷美紀がきれい。
なのですが、映画作品としてはどうなんだろう?
それはさておき、利休に対する興味はますます深まりました。
「美は私がきめること」 と利休が映画の中で言うのですが、
それって他の人の価値観全否定で、自分以外の誰も認めないっていうことだとしたら、
相当エゴイスティックですが、その反面、命を懸けて「美」を追求していたが故の
絶対的な自信の表れだったのかもしれませんね。
事実、利休が確立した茶の湯は400年後も生き続けています。
「美」を追求するということで言えば、最近読んだ「世界一の美女に創り方」は、現代版
美の追求、ミスユニバース編 でした。
ビューティー編、メンタル編、テクニック編と、顔の造作やスタイルの良さだけでなく、メンタルや
日々の生活まで、ミスユニバースで優勝した森理世さんを作るために、何をやったかということが
事細かく書かれています。
どんな分野においても、世界一になるということは、並大抵の努力では成し遂げることができません。
これは 『執念』 の世界です。
利休役の海老蔵からもその気迫は感じられました。いよっ、名俳優。
さて、私は「美」という言葉にちょっと影響を受け(影響されやすい…)、
スポーツジムの「美・BODY」というクラスを受けてみました。
基本的なエアロビの動作にウェイトトレーニングが少し入ったもので、結構ハード。
何十年ぶりかにエアロビなんてやりましたよ。ゼーゼー、ハーハ―。
「美・BODY」というタイトルなので、参加しているのは若いおねえちゃんばかりかと思っていたら、
結構年季の入ったおばさんや、髪の薄いおじさんもがんばっていました。
私もがんばろうっと!