わが社は外資系なのに、英語ができない社員が多く在籍するというのが実態であり、この現状を憂いて、
自己啓発英語トレーニングを実施しているのですが、その結果は惨憺たるもの。
会社が提供するオンライントレーニングを50時間学習すれば、自己負担金3万円の8割を返却し、
なおかつある目標を達成すると100%返却補償まで付けて、何とかまずは50時間達成を
目指したのですが、結果、7割強の人が脱落しました(笑えない…)
この50時間って、1カ月じゃないですよ、1年間で50時間です。
3万円を取り返せる上に、自分の英語力も向上するという願ってもないプランに、
社員自ら手を挙げて参加したのにもかかわらず、この有様です。 トホホ…。
これは社会人がやりたくない勉強を続けるのが、どれだけ大変かを実証する実例です。
下記はメルマガに書いてあったコメントです。
なぜ「勉強をする(勉強関係の行動)」を続けることができないのか? について書かれています。
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このことについて、『絶対達成できる技術』(著:永谷研一氏)を参考に考えてみたいと思います。
「勉強関係」の行動計画の具体例を挙げてみます。
例えば、
・最新の技術について、1日30分勉強する
・英語の例文を、1日10個覚える
・色々なジャンルの本を、毎月3冊読む
などなど、
熱意溢れる目標を思い浮かべることができますね。
ところが、
「このような目標が続くか」と言われると、なかなか上手くいかないことが多いそうです。
■それはなぜなのか。
なぜ、「1日30分勉強する」の実行が難しいのでしょうか?
それは、
【「忙しかった」「時間がなかった」に負けてしまう】
これが主な理由になるそうです。
「今日は忙しかったから」
「仕事で緊急の案件が出来てしまった」
「明日は重要なミーティングがあるから準備が必要だ」
などなど、時間が無くなる理由は、日々起こりえます。
「勉強をする」という行動計画を立てる時は、
【時間を作ろうとする行動】の方がより重要になる”
と考えることもできる、永谷氏はそのように述べます。
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この意見には深く同意です。
英語はとにかく時間をかけなければ、できるようになるはずがありません。
そりゃ、中には天才的にセンスのいい人がいて、1回聞いた音を覚えてそのまま発音できる人が
いるかもしれませんが、凡人(私も含めて)にはそんなことは絶対に起こりません。
英語の教材の良し悪しを時間をかけて選別したって、やらなきゃ何の意味もないですよね。
どうやって誘惑に負けず、時間を作ることができるか?
意志の力に頼れない人は、物理的にやらなきゃいけない場所(学校)に行くのが、非効率なようでも
一番確実じゃないかと思うのですが、どうでしょうか?
ここで一つビジネスを思いつきました。
そういう場所を提供するビジネス。時間貸しで勉強する部屋を提供するビジネス。どうかな~~~。