今日という一日

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ワニの脳

2017-01-12 12:55:46 | 気付き

「あの人に限って犯罪なんて犯すはずはない、信じられない」

というような事件が世の中には良く起きていますが、それでは、あの人じゃなかったら誰がやったんでしょうか?

あの人がやったことなのです。

これは「ワニの脳」の仕業なのです。

「ワニの脳」とは、食べる、寝る、排泄するというような、最も本能的な脳の働きです。

そこから数百万年後に、哺乳類の脳に進化し、つながりを求め、感情を持つようになります。

更に数百万年後に、人間は言語を使い、正誤の判断をし、社会的な生物になりました。

さて質問は、ワニの脳は進化の過程で淘汰され、なくなってしまったのでしょうか?

答えはノーです。

社会生活を営むために、それがいては都合が悪いから、気づいていない、もしくは気づかないようにしているだけです。

でもそのワニはあなた自身です。

よって、「あの人に限って…」 という あの人は、あの人自身であり、脳の奥深くに潜んでいたその人の人格なのです。

この話は、「あの人は2面性を持っている」という、その犯罪を犯した人だけを特別扱いするような考え方よりも、
より真実味があると思いました。

う~ん、私のワニは何だろう? 

探るのは都合悪いし、怖いですよね。

でもこれを克服できると自由を感じることができるようです。

私もそれに近い感覚を体験しました。