次は日本経済
今までの話は前座であって、真打登場です。
下記は私のメモから。
日本株は、2012年7月の株価は9000円だが、5年前の2007年7月は18000円だった。何と、半値になっている。アメリカはリーマンショック後、株価はほぼ戻っている。ヨーロッパが悪いと言われているが、ヨーロッパはそれでも15%安。日本の株価だけが異常な低値になっている。
なぜこんなことになるのか?
それは日本だけが異常な政策を行っているからである。
JALの破たんを政府が助けたことによって、JALはANAの何倍もの利益を上げることになり、IATAに加盟している全エアラインの3分の1の利益を、JAL1社で上げてしまった。
亀井静香の時に作られた、中小企業に対する金融円滑化法も、この3月で猶予期間は終わるはずだったが、何の議論もされずに1年延長することになった。銀行にお金を借りて、返済を猶予してあげるなんてことをやっているのは日本ぐらい。他国では考えられない法律。
雇用調整助成金で、リストラしなければ企業側に助成金が払われるので、この制度を使った企業内失業者は465万人いると言われている。よって日本の実質的な失業率は11%と言われている。
こんな変なことをやっていても、それでも日本経済は何とか回っているので、ちゃんとやれば日本経済は良くなる。
ちゃんとやってもらいたいのですが、誰がちゃんとやるのでしょうか?
そこが一番問題なんだよ!
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