カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

銀座「資生堂パーラー 銀座本店」

2006-12-31 | 中央区
samuraiです。
今年最後の記事を何にしようかと思ってましたが、こちらにします。

カレーとは、第一次世界大戦中「米飯と野菜・肉類を効率的に取れるような食事はないものか。」という軍の命令から、
イギリスの海軍で食べられていたカレーを日本の軍隊食に採用した事から日本に広まったと言われています。
そして、戦争が終わり復員して故郷に帰ってきた兵隊たちがその味を懐かしみ故郷で再現するようになり、
いつしか国民食とまで呼ばれるぐらいに日本中に広まっていきました。

そう、カレーとはそもそも軍隊食なのです。
現在でも海上自衛隊は毎週金曜日に必ずカレーを食べるらしいです。
長い海洋生活では、曜日感覚が麻痺するためとも言われています。

で、もともと軍隊食であるカレーがそんなに高いはずがない。
だって、戦場で食べるご飯ですよ?
高価なはずがないじゃないですか。
まあ確かに、凝った食材を使えばそれだけコストがかさむというのは理解出来ます。
でも、基本的には庶民の食べ物ですからね。
自分の中には「カレーは2500円以下」という暗黙のボーダーラインがあります。
どんなにおいしくても、カレーで2500円以上となると、「うーん・・・」ってのが正直な感想です。

そんな時決まって現われるのが、僕の心の中の一個師団。
カレーで2500円だと!?歯を食いしばれ!新兵卒のお前らにそんな権利などないッ!
「YES,Sar!」
我が帝国存亡の危機にふざけた事を抜かすなッ!このビッチどもめが!!
「YES,Sar!」
カレーの王子様でも食ってろ、貴様ッ!!
「YES,Sar!」
という鬼教官が僕の心に住んでいます。いや、住んでいました。
しかし、今日心の一個師団に”除隊届”を出してきました。
さよなら、マーカス軍曹・・・。

で、グダグダと意味のないことを書いてまいりましたが、
ここからが本題です。(笑)

今日は銀座にある「資生堂パーラー」というお店を紹介します。
場所は、銀座駅から中央通りを下り、花椿通りとの交差点の右側です。



事前に美容院に行き身だしなみを整え、黒いスーツを翻し、
近未来的なエレベーターの中へライドオン。
エレベーターの階数表示が”4”を指し、扉が開くと、うやうやしく給仕の方がお出迎え。
そして通された空間は、まさに貴族たちの社交場
この街に棲みしロミオとジュリエットたちの仮面舞踏会
ソフィステケイトされた銀座の夜の物語
もう、何書いてるんだか分かりませんが。(笑)

店内は淡いクリーム色でまとめられた、高級感溢れる落ち着いた空間。
窓枠の赤が映えますねー。



給仕の方のサービスも、この手のお店にありがちな”押し付け感”がなく
適度な距離を保ちつつ、気さくに対応してくれます。
素晴らしいですね。

まずはワインを頼みつつ、サラダをいただきます。



レタス・チコリ・アンディーブ・ホワイトアスパラ・ブロッコリー・トマトなどが
彩りよく盛られています。
こちらを和風ドレッシングでいただきました。
どのお野菜もしゃくしゃくと新鮮で、大変おいしいですね。

さて、今日こちらにやってきた目的はもちろん「アレ」です。
え?
「アレ」とは何かって?
ふふふ、もう分かってるくせに奥さん。
「アレ」とは「アレ」ですよ。
壱萬円カレー」ですよ!!

「カレー」という言葉と「1万円」という全く相反するベクトルを内包する
このカレーは「伊勢海老とアワビのカレー」。

こちらの伊勢海老とアワビが今日の主役です。



いやー、もう見るからにどきどき。

テーブルの上には金色に輝く薬味入れが。



福神漬け・ピクルスのみじん切り・ラッキョウなどが入ってます。
うーん、どこまでもハイソサエティ。

そして、先程の伊勢海老とアワビを
自分のためだけ”に用意されたグリルの上で、しかも目の前で焼いてくれます。



まさに、選ばれた者のみに許された贅沢。
さらにブランデーを加えてフランべ!
( ゜д゜)



しかも、このフランべに使われるブランデーがカミュの「V.S.O.P」ですよ。
あの、そのまま飲ませていただける方がうれしいんですがw。

そして、鉄板の上で切り分けたエビとアワビを
そのままお皿にサーブ。
そこにジャガイモとにんじんの蒸したものを敷き詰め
ライスをよそってくれます。
それがこちら。



この時点で、豪華さにただただ唖然。
カレーということをすっかり忘れそうでした。
だって、このエビ見てくださいよ。



もうブリッブリもブリブリ。
僕の人生において、見たことないですし。

さて、そこにカレーがやってきましたよ。



気品溢れる金色の容器に盛られた粘度の高いルー。
しかもこちらのルーは、エビ味噌をふんだんに使った
大変贅沢なルーです。
これです、これ。



それではご飯にかけてと。
早速いただいてみますか。




欧風を思わせるとろみのあるルーは、一口口に含むと
スパイスの中に、濃厚なエビ味噌のコクが感じられます。
まろやかでありながら、重たくない。
まさに老舗の洋食の確かさを感じる
大変丁寧に作られたルーだと思います。
うっは~、こりゃおいしいですね!!!

伊勢エビは噛み切ると、しっかりと歯を押し返す弾力があり
身はもうぷりぷりです。
その淡白な身に、濃厚なカレーソースが絡まると
そりゃもう至福の一言。
まずいはずがないじゃないですか、こんなの。
いやー、おいしいですね!!

そして、アワビ。
こちらは対照的に、固さなど微塵も感じさせず、
やわらかーい歯ざわり。
口に入れると、海の香りがザザーっと。
そこに濃厚なエビ味噌の風味。
もうノックダウン寸前です。
おいしいですね!!

で、夢中で食べているとご飯が残り2口ぐらいに。
そこにまさに神業のタイミング
ご飯お持ちしましょうか?」と声を掛けてくれる店員さん。
一人一人のお客さんを注意深く見て、
ここぞという時にさりげなくサーブをしてくれます。
うーん、完璧な仕事ですね。
参りました。

食後は「ホットコーヒー」をいただきました。
横にお口直しのマカロンが付いています。



また、このコーヒーがおいしいんですわ。
文句のつけようがないですね

結論から先に言いますと、
ここのカレーは1万円払ってでも食べに来る価値は確実にあります!!
料理の対価、お店の雰囲気、給仕さんのサービスなど
他では絶対に味わえないでしょう。
これは是非来て体験していただきたいと思います。

僕はまた来年お金を貯めて行って来ようと思います!
また来年も来れますように。

では、皆様よいお年を!!

※先人たちの記事はこちらです。

たあぼうさん(300回記念で行かれておられます。)

Curryvaderさん(ここに来て食べるという行為に意義がある。同感です。)

USHIZOさん(奥様との結婚記念日で来られてます。)

ヒロキエさん(燃えろイセエビ~燃えろアワビ~♪)

華麗叫子さん(エビのダイビングキャッチがかっこいいっす。)

【お店情報】

資生堂パーラー 銀座本店

住所:東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル4,5階

電話:03-5537-6241

営業時間 : 11:30~21:30

定休日 : 第1・3月

新宿「TAPiR (タピ)」

2006-12-30 | 新宿区
samuraiです。
今日はUSHIZOさんVaderさんはぴいさんと共に、
新宿はゴールデン街にある「TAPiR (タピ)」というお店に行ってまいりました。



えー、ただでさえ怪しいゴールデン街の迷路のような路地を潜り抜けて
やっとやってきました。
ホント、ゴールデン街はトルコの旧市街のスークを思わせる作りですね。
多分、これ一回行っただけじゃ絶対辿り着けないっす。



店内は、子供の頃に夢見た”秘密基地”のような感じといえばいいでしょうか。
1階はカウンターのみの4席。
2階は一人通るのがやっとの急な階段を上って行くと、5人ほど座れるテーブル席が。
なんか、遊牧民の家に遊びに来たような感じといえばいいでしょうか。
「写真撮影禁止」と書かれていますが、
そんなことを気にする我々ではありませんw。



こちらで1500円のサンバルコースを注文しました。
えーと、結論から先に言いますが、最高っす!!
いや、もうホントマジで。
もうウマイィィー!!て言葉しか出てこないですね。

とりあえず、駆け足で紹介していきますが、写真が暗いので
ここからは想像力を働かせてご覧下さいw。

飲み物は、自家製のジンジャーエールにテキーラを混ぜた
ジンジャーテキーラ(700円)」をチョイス。
もう名前から危険な香りが満載です。
これがまた生姜の匂いがきつめで、おいしいんですよ。
ぐっは~。



さて、まず「かぼちゃのサモサ」。



ほくほくとした甘さにスパイスの優しいお味。
しかも、全然油っぽくない。
うっはぁ、おいしい。

お次は、「がんもどき」。



えーと、ここインド料理ですよね?
でも、これがまたおいしいんですよ。
マスタードシードとクミンがたっぷり入っていて
食べやすいですねぇ。

で、「チャパティ」が出てきました。



粗引きの小麦粉を使用した茶色のチャパティ。
薄めでかなり食べやすいです。



そして、「大根のピクルス」。



こちらは正月料理のナマスにそっくり。
ビネガーの酸味とかすかな唐辛子の辛さで
お酒が進みますねぇ。
和食ですよこりゃ。
これ出されたら、もう日本酒飲むしかないでしょw。

さて、お次は「ごぼうの唐揚げ」。



ささがきのごぼうをかりかりに揚げた一品。
キンピラを思わせますね。
もう、この辺りからインドと日本の境界線があいまいにww。
ていうか、折り返し地点はどこなのかとw

お次は「サブジ」。



れんこんとジャガイモと山芋とにんじんが、
スパイシーかつクリーミーな、得も言われぬおいしさ。
なんか筑前煮を思わせますね。
ほのかに効いたにんにくの風味がまた絶品!!
うんまいっすわ、これ!

さて「アボガドのディップとパパド」。



あの、いきなりメキシカンっすか?
アボガドと玉ねぎを混ぜてオーブンで焼いているこちらは
「クリームグラタン」を思わせる一品。
濃厚ながら、玉ねぎのおかげで爽やかにいただけます。
アボガドをそのまま器にするというのも
手が込んでいていいですね。
うんまぁぁぁ!!

この時点でだいぶ皆さんお腹がパンパンなご様子。
ていうか、僕もかなり満腹。
ということで、お酒を頼んで小休止。
2杯目はチャイにラムを混ぜた「チャイラム(700円)」を。



これがホント体の中から温まるって感じ。
雪山で遭難したときに飲みたいですねw。
あぁ~、おいしい。

そして、ご飯がやってきました。
ターメリックライスでしょうか。
写真では分かりづらいですが、黄色の色が付いてます。



そして、カレー!!
やっとカレーがやってきました!!
今回のカレーは、「小松菜のカレー」。
ほうれん草のカレーは結構ポピュラーですが、
小松菜ってのは初めてです。



では、ご飯とともによそってと。



スパイシーではありますが、とても優しいスパイス使い。
小松菜のしゃきしゃき感がまたたまらないです。
うわー、こりゃおいしいですね!!

付け合せは「納豆のサルサ」。



納豆にサルサって、もう日本もメキシカンもごちゃごちゃw
納豆にトマトと唐辛子、玉ねぎにパクチーの茎。
で、これがまためちゃめちゃおいしいんですよ!!
やばい、これは家で作らなきゃ!

そして、至福のひと時を過ごし、日本酒に手が伸びる頃に
サンバルヌードル」を追加。



フィットチーネを思わせる極太の短い麺に
トマトと豆の旨みが絡むわ絡むわ。
しかもこの激辛のサンバルスープがまた
余計に酒を加速。
いやー、これは初めて食べましたが
おいしいですね!!
というか、この時点で僕・vaderさん・はぴいさんは既にギブアップ状態。
ただ一人もくもくと箸を進めるUSHIZOさんの鋼鉄の胃袋にまたまた完敗ですw。

そして、デザートは「サツマイモのスティックアイス」と「レモネード」。



サツマイモはシロップと煮て凍らせた、芋の味を素直に感じる素朴なお味。
これも初めて食べました。
昔おばあちゃんの家で食べた干し芋を冷やして食べたら
こんな感じになるんでしょうか。
レモネードも温かく、ほっとするお味。

子供さんが色々料理とかを運んできてくれましたが、
vaderさんの嫌われっぷりが大変ツボにハマりましたw。
何で無理矢理大人の世界を教えようとするんすかww。

で、これだけ飲み食いしてお一人様3400円!!
マジっすか!?
.。゜+.(・∀・)゜+.゜うっは~、こりゃ仰天です。
これはもう再訪確実ですね!!

と、言いたいところなのですが。
こちらは12/29に閉店されることが決まりました・・・
。・゜・(ノД`)
ゴールデン街は基本的に酒飲みの街なので、
こちらのように、ちゃんとご飯が食べれるお店って少ないんですよ。
しかも、これだけアッパークラスのお店はないですよ・・・。

このようないいお店がなくなってしまうことは、本当に残念です。
これほど独創的なアイディアに満ち溢れたお店は
都内でも稀有な存在でしょう。
閉店理由はこちらに書かれていますが、
このようなキラ星のようなお店がなくなっていってしまうのは大変悔やまれます。

またの復活を心からお待ちしています。
どこで再オープンされても、必ず駆けつけますよ!!


【お店情報】

TAPiR(タピ)」 ※2006年12月29日閉店

住  所:新宿区歌舞伎町1-1-8

電話番号:不明

営業時間:12:00~14:00、21:00~24:00

休  日:不定休



渋谷「DERORI(6) 夜の定食編」

2006-12-29 | 渋谷区
今日は渋谷の「DERORI」に再訪してきました。

思えば、こちらではカレーしかいただいたことがなかったのですが、
夜の定食(ネーミングがヤバイw)もかなりの定評を博しています。

ということで、最近仕事が遅いのですが、ここなら大丈夫。
なんせ朝5時まで営業中!
何度もお邪魔しているとはいえ、
さすがに深夜にここの扉をくぐるのは、本当に勇気がいりますねw



今日は友人と2人で訪問。
友人には「欧風カレー(850円)」を勧め、僕はとりあえず「夜の定食(1260円)」を。
ちなみに、夜のメニューはこちら。



この店内の雰囲気とは全く相反したw、質の高い一品が並んでおります。
今日の定食はトンカツだったのですが、
ちょっと夜中に脂ものを食べる気にはなれなかったので、
カニのスフレオムレツ」に変えてもらいました。

さてビールを飲みながら、だらだらと待つこと15分。
まずはカレーがやってきました。



うーん、相変わらずグレード高いっすね。
では、一口。



よく煮込まれて角煮のようなビーフと、しゃきしゃきのきのこ類の組み合わせ。
濃厚さと鮮烈さを併せ持つ、まさに魔界の食べ物
コクを感じながらも、決してくどくならず
いつまでも飽きることなく食べられます。
おいしいですね!!
あ、カレーの事だけ書いてると、マダムから「うちはカレー屋じゃないのよ!
というお叱りを受けそうですww。

さて、僕の夜の定食もやってきました。



ご飯にあおさ海苔の赤だし、せりともやしの白あえ、ゴーヤといぶりがっこのお漬物、
レンコンのキンピラ風マリネ、そしてカニのスフレオムレツ。
うーん、きっちりした定食ですね~。
この雰囲気からこれが出てくるとは、誰が想像出来るでしょうかw

スフレオムレツは表面がチーズでかりりとしていて
中はもうふっわふわ
スフレというのも伊達じゃないっす。
こりゃおいしいですね!!
付け合せも、和風の技の見事さを感じられる逸品がずらりと。
もう既に酒は焼酎に切り替えw。
中でも意外だったのがゴーヤのお漬物。
僕は結構ゴーヤ苦手なんですが、これは苦味もそんなに感じられず、
おいしくいただけました。
マダムの自家製なんだそうです。

ということで、大変レベルの高い定食をいただきました。
夜にこの界隈で、この値段で、これだけのものがいただけるお店は
このお店以外にないでしょう。
カレーもオススメですがw、定食も大変オススメです。
皆さんもこの界隈で夜の食事に困ったら、是非!!
ほんの少し勇気を出して扉を開ければ
極上のご飯が待ってますよ!!


※前回までの記事はこちらです。

・「渋谷DERORI納涼オフ会

渋谷「DERORI(4)」

渋谷「DERORI(3)」

渋谷「DERORI」再訪

渋谷「DERORI」(←お店情報のってます)

五反田「hot spoon(ホットスプーン)(5)」

2006-12-28 | 品川区
今日は五反田の「hot spoon(ホットスプーン)」に再訪してきました。
お昼時とあって4人ほど並んでいましたが、5分ほどですんなり入れました。

こちらは定番メニューの他に、季節もののカレーにも力を入れています。
ということで、本日のお目当てはこちら。



冬の野菜カレー”です。
ポップには”レンコン・白菜・さつまいも”などが謳われています。
ほ~、楽しみですね。
ということで、早速「冬の野菜カレー(850円)」に今日は「ニンジンサラダ(100円)」をプラス。
カレーは久々にビーフベースにしてみました。
チキンベースも選べます。

さて、待つこと3分。
まずはサラダがやってきました。



100円という価格もウレシイですが、結構量は入ってます。
具材はニンジンの千切りというかツマ状になっているものだけですが、
玉ねぎを擦り下ろしたシャンピニオンソースを思わせるドレッシングが絶妙で
大変食べやすいです。
おいしいですね!!

さて、カレーもやってきました。



平たい丸型のお皿で運ばれてきたカレーには
ぱっと見でも分かるぐらい野菜がごろごろと。
上には刻みトマトがのっています。
うーん、おいしそうですね。
それではいただきます。



野菜はトマト、ナス、レンコン、白菜、サツマイモ。
白菜が入ることにより水っぽくなるかなと思ってましたが、
全くそんなことを感じさせません。
むしろ、この時期の白菜は適度な糖度があり
ほのかな甘さをカレーに加えています。
へー、意外にカレーに合うもんですねぇ。

サツマイモ・ナス・レンコンもほくほくして甘く、おいしいです。
ただ、これだけではかなり甘めに引っ張られると思いますが、
刻みトマトがカレーに適度な酸味とさわやかさを加え、
ともすれば、くどくなりがちな甘さをきっちりと引き締める役割をしています。
かなり緻密に組み立てられた組み合わせだと思います。
おいしいですね!!

実は”季節の鍋カレー”というメニューもあったのですが、
そちらは残念ながら夜限定でした。

ちなみに今日は相席で食べたのですが、
こちらの店員さんの対応が大変良く、気持ちのいいものでした。
いやー、こういうのってすごく大事ですよ。
総合的にいいお店であることは間違いないですね。
メニューのアレは健在ですがw。

ということで、次回こそ「牛すじカレー」を食べてみたいと思います。


※前回までの記事はこちらです。

hot spoon(4)

hot spoon(3)

hot spoon(2)

hot spoon(1)」 ←(お店情報載ってます)

無印良品「エビとベーコンのハバネロのカレー」

2006-12-27 | おうちカレー
samuraiです。
先日「無印良品」に行った際に、こんなカレーを買ってきました。



その名も「エビとベーコンのハバネロのカレー(263円)」。
どうやら、こちらは新製品のようですね。
もう食べる前から、辛さを約束された名前がステキですw。

さて、湯煎で温めること5分。
今日は以前作った魚のアラ煮とコールスロー、なすの炒め物を添えてと。



器に盛ると、ぷーんとチャツネトマトピューレの香り。
匂いからは辛さは全く感じません。
むしろ甘めな匂いがします。
具はズッキーニに干しエビ、それにベーコンの細切れにみじん切りの玉ねぎ。
珍しいですねぇ。

さて、いただいてみますか。



口に入れた瞬間はチャツネの風味で、口当たりは若干甘く感じます。
が、それもほんのつかの間。
ぐっはぁ!
Σ(゜Д゜)
辛いぃぃ!!

が、辛さに慣れるとまた食べたくなるから不思議です。
食べ口が甘めなので、ハバネロの直線的な辛さも何とか緩和されてます。
ズッキーニが意外と合ってますね。
おいしいですね!!



また、干しエビのダシとベーコンのダシが
カレー全体をかなり洋風な方向に推し進めている気がします。
洋風というより”イタリアン”って感じが近いですね。
これパスタと一緒に”スープパスタ”のようにして食べたら
絶対合いますよ。

ということで、辛かったですがおいしかったです。
ついでに「スープカレー」も買ってみたので、
次回はそちらをいただきたいと思います。

三軒茶屋「無印良品 Eat-In」

2006-12-26 | 世田谷区
今日は三軒茶屋にある「無印良品 Eat-In」を紹介します。
場所は三軒茶屋駅からすずらん通りを下り、左手に曲がった2階にあります。



北海道から沖縄はおろか、北米・アジア・ヨーロッパにまで
展開を広げる無印良品において、
”cafe muji”や”meal muji”はありますが、
eat in”の形態を取っているのは、なんと全世界でもここだけ

しかも、無印のタイカレーシリーズ
幾多のカレー野郎たちを唸らせ続けた逸品。
こりゃ期待が高まりますね!

ということで、無印の2階に早速上がってみました。
店内は大きな木のカウンターにスツール。
温もりを感じさせる作りです。



さて、メニューはこちら。



カレーのレトルトは10種類以上あるのですが
意外や意外、カレーのメニューは「チキン」と「しめじのかぼちゃ」の2種類のみ
うーん。
まあ、ここは基本に忠実に「チキンカレープレート(924円)」を注文。

店員さんに札を渡され、店内をぶらつき待つこと5分。
カレーがやってきました。



おぉ~、カフェっぽいワンプレートスタイルですね。
お皿の上にはライスとカレー、レタスとピクルスのサラダ。

カレーの上には生クリームとバジルを散らしたものが。



てっきり”タイカレーチック”なものが出てくると思ってましたが、
何か普通のカレールーのような感じ。
結構びっくりです
まあ、常人にあのカレーの辛さは厳しいものがありますがw。

それではいただいてみますか。



ルーはどっしりと粘度の高い典型的な欧風タイプ。
こりゃまた意外ですねぇ
一口すすると、玉ねぎと小麦粉のコク、トマトの酸味、
そして控えめな辛さが一気に口の中に。
甘味・辛味・酸味が絶妙なバランス。
中に入っているとろけるチーズが、大変いいコクを与えてます。
うお~、こりゃかなりレベル高い欧風です。
おいしいですね!!

では、具のチキンを。



うぉ!!
(*゜∀゜)
ビーフの角切りを思わせる3cm大の塊がゴロゴロと!
これ、チキンですか!?
ぱっと、見分からないっすよ。
では一口。

んん~、これは多分メニューにある「タンドリーチキン」を
ぶつ切りで入れているんでしょうか。
鶏肉のスパイシーな旨みが、カレーにまたスパイス感を与えてますね。
これだけでも十分ご飯が進みますよ。
おいしいですね!!

ということで、いい意味でかなり期待を裏切ってくれました。
まさかこんな形で欧風が出てくるとは。
しかも、中に入っているのがタンドリーチキンってのもウレシイですね。

まあカレーにスープやドリンクを付けてしまうと
1000円を越えてしまうのがちょっと難点ですが。

とりあえず、僕的にはかなり好きなお味でした。
「イートイン」が食べれるのは世界中でここだけですし、
皆様も是非!!


【店舗情報】

無印良品 三軒茶屋 Eat-In

住所:東京都世田谷区太子堂4-22-8 ファンタピアビル 2F

電話:03-3410-2323

営業時間:11:30~19:30

定休日:無休




五反田「居酒屋 いちまつ」

2006-12-25 | 品川区
今日は五反田にある「いちまつ」というお店を紹介します。
場所は五反田駅から目黒川方面に下り、目黒川の飲み屋さん街の一角にあります。
駅からは2分ほどでしょうか。



外観はベタベタの飲み屋さんですが、内装もベタベタの飲み屋仕様w



女性客などいるはずもなく
客層は10割サラリーマンで占められています。
そのマグロ客の間を、おばちゃんがすいすいと注文を取りにきます。

さて、メニューはこちら。



おでん定食」や「モツ煮込み定食」といった居酒屋定番メニューの中に
当然カレーもあるわけですよ。
ということで、「カツカレー(950円)」を注文。
ご飯大盛りサービスらしいですが、素人にはおススメ出来ないw
それは何故って、飲み屋には「ご飯MAXの法則」があるから。
うかつに大盛りなんて言ったら、どんな目に遭うか分かりません。
ということで、ここは普通で頼みました。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



やっぱり・・・orz
とりあえずデカっ!!
何故か和風の飲み屋さんでも、カレーだけはアメリカンサイズなんですよねぇ。

まあ時間がかかるのは、ちゃんと注文を受けてからカツを揚げている証拠。
鰻屋が注文を受けてから捌くようなもので、
ここで文句を言うのは野暮というもの。

とりあえず、こりゃかなり気合いを入れないと。
よしっ。いただきます。



まずは、上に載っているカツから。



パッと見ただけで、衣のエッジが立っていると分かる見事な揚げ方。
一口噛むとサクサクの衣が歯に押し当たり、
柔らかなお肉からは肉汁がじゅわっと。
しかも、この衣が薄めで油っぽさを感じません。
うーん、おいしいですね!!

さて、カレーを。

大概の飲み屋さんのカツカレーは、お家のカレーのようなカレーに
カツがのっかっているという手合いのものが多いのですが、
こちらはデミグラスソースを彷彿とさせるブラウンルー。
珍しいですね。
では、一口。



うんまぁぁ!
Σ(゜Д゜)ええ?

3cm大の角切りの牛肉がごろごろと入っていて、
それがまた角煮のように柔らかく、大変おいしいです。
ルーは欧風を思わせるかなり丁寧な作りですが、
かなりの辛口
3口目ぐらいで額に汗が滲み始めます。
欧風というよりは、かなり高級なホテルのカレーってとこですかね。
しかも、ルー自体は意外にあっさりとしていて、
食べ飽きることなく、いくらでも進みます。
うぉ~、おいしいですね!!
もはや、飲み屋のカレーというレベルを軽く超越してますよ!

ということで、かなりの苦戦が予想されたのですが
あっさりと完食。
いやー、驚きました。
まさか飲み屋カレーでここまでのレベルのものが出るとは。
(゜∀゜)

正直、さしたる期待も抱いていなかったのでww
これは本当にびっくりです。

そこらのホテルのレストランで、カレーにウン千円払うのであれば
こちらの方が断然おススメ。
とりあえず、カツカレー好きの方々は是非!!
クオリティの高いカレーがいただけますよ!


【お店情報】

「居酒屋 いちまつ」

住所:東京都品川区西五反田1-4-8

電話:03-3493-8325

営業時間:11:00~14:00、17:00~23:00

定休日:日・祭日


青物横丁「M'S HOUSE(エムズハウス)」

2006-12-24 | 品川区
今日は青物横丁にある「M'S HOUSE(エムズハウス)」というお店を紹介します。
場所は青物横丁駅を出て右に進み、1分ほど歩いた右手の2階にあります。



店内はハワイアンを意識した内装。
テーブルが4つにカウンターが5席。
20席ほどでしょうか。
テレビからは”ビッグウエンズデー”の映像が流れ、
木造の内装はロコチックにまとめられています。
落ち着いた感じですね。



でも、店員のお姉さんが頭にこんなんつけてますw。



さらにカクテルメニューの下にはこんなのが。



ねるとん」ってあんたww。
経営者の年齢を感じざるを得ないコメントが秀逸ですw。
つーか、何屋なんだここは。

さて、メニューはこちら。



オーソドックスなカレーはさることながら、
ハンバーグカレーチーズカレー、はたまたタイレッドカレー
さらにはスープカレーまであります。
うーん、なんでしょうねぇこの守備範囲の広さは。
1つの店のメニューにスープカレーとタイカレーが同居しているのは
あまり見たことないですけど。

と、ここでこんなメニューを発見。



ゴージャスプレート」。
ゴージャスぅ??
内容を見ると、「お好きなカレー(ハーフ)、ナンまたはライス、本日のパスタ、コールスロー、
揚げもの2種にデザートまたはドリンク」が付くらしいです。
じゃあ、それにしてみますか。
ということで、「ゴージャスプレート(1100円)」を注文。
カレーはいろいろ迷った挙句、やはり一番オーソドックスな「オリジナルカレー」を。
今日はお米が食べたかったのでライスを選択。
デザートはアイスクリームや杏仁豆腐もあって魅力的でしたが、
寒かったので、ホットコーヒーをセレクト。

さて、待つこと5分。カレーとプレート、スープがやってきました。
こちらがプレートです。



手前にはご飯の山が2つ。
その横にコールスローが鎮座し、さらにナポリタン・唐揚げ・コロッケがのってます。
この”ハイカロリーなお子様ランチテイスト満載の光景”をどこかで見たなぁと思ったら
はぴいさんLakuさんが行かれた「ぱぴい」にそっくりなんですねー。

さて、カレーはこちら。



どろっとしたとろみのあるルーですね。
具はどうやら鶏肉オンリー。

さて、いただいてみますか。



まずはルーから。
とろみのあるルーは一見濃厚そうに見えながらも
口当たりは意外にあっさり
甘さ辛さのバランスもいいですね。
分類としては、欧風カレーになるんでしょうか。
鶏肉も柔らかく煮込まれていて、食べやすいカレーだと思います。
おいしいですね!

コールスローは、若干少なめながらも
しゃきしゃき感があり、いい箸休めになりますね。

では、揚げものを。
かぼちゃコロッケが100%冷凍食品という事実に「ゴージャス」の文字が若干薄まりましたがw。
唐揚げも、少し時間を置いた感じで若干固めでした。
うーん、揚げものはちょっとイマイチかな。

ナポリタンはまあまあ標準的な出来栄え。
普通においしかったです。

で、スープ。
玉ねぎのコンソメスープなのですが、牛のすね肉がどかっと入ってます。
これがまたいいダシを出していて。
これはおいしいですね!

食後のコーヒーは、濃い目でなかなかおいしかったです。

まあ、揚げものはもうちょっと何とかして欲しいですが、
こちらのお店の全体的なゆるゆる感は結構よかったです。
カレーの種類も豊富ですし。
ということで、次回はスープカレーを食してみたいと思います。

※はぴいさん、Lakuさんにはトラバを送らせていただきます。


【お店情報】

「M'S HOUSE(エムズハウス)」

住所:東京都品川区南品川3丁目5-6-202

電話:03-3474-8176

定休日・営業時間:不明



自由が丘「ルードボーイ・カフェ (Rude boy CAFE)」

2006-12-23 | 世田谷区
今日は自由が丘にある「Rude boy cafe(ルードボーイ カフェ)」というお店を紹介します。
場所は自由が丘駅東口から遊歩道側に向かい、ガードの手前の道を右に曲がった右側にあります。
駅からは5分ほどでしょうか。



こちらは「カレー&バー」というスタイル。
お店は1階と2階があり、結構中は広めです。
客層は9割以上が女性。
土地柄を考えれば、分からないでもないですけど。



店内はジャマイカのバーをモチーフにしているらしく、
黄色のラスタカラーで統一されています。
さらに壁には在りし日のボブ・マーリーが。
まあ、本場のジャマイカのバーはこんなにキレイじゃありませんが。(笑)

さて、メニューはこちら。



ナスとチキンのホワイトカレー」や、「カジキマグロと大根のカレー」、
魚介と5種のきのこのカレー」など面白いメニューがたくさんありますねー。
うーん、迷いますねこれは。
が、そんな時に僕の眼の中に救いの文字が。
お好きなカレーでダブル」。
それだ!!
ということで、「ダブルカレー(1200円)」に「アメリカンエスプレッソ(400円)」を注文。
カレーは「ビーフカレー」と「海老とアボガドのカレー」をチョイス。
ライスかナンが選べるのですが、そんなにお腹がすいてなかったので
ライスを少なめで頼みました。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



ライスがバナナの葉を模した器でやってきます。
何でここだけ南インド風なのかと。(笑)
ライスの上にはドライパセリとフライドオニオンがのってます。

こちらが「ビーフカレー」。



こちらが「海老とアボガドのカレー」です。



それを仲良くライスの上にかけてと。
では、いただきますか。



まずはビーフから。

ルーは粘度が比較的高めで、見た目は欧風系ですね。
さて、一口。
かっ、辛いっ!
欧風系な甘さはなく、直線的なフラットな辛味が口の中に広がります。
結構辛めですねー。
が、辛い中にもしっかりとした旨みが感じられます。
牛肉は口の中でハラハラとほぐれ、まるでビーフシチューのようです。
うーん、おいしいですね!

では、海老とアボガドのカレーを。



こちらは対照的にかなりマイルド。
海老の甘みとアボガドの甘みが絶妙に合いますね。
一見、中華料理のようにも見えますが、お味はカレー。
アボガドのカレーというのは珍しいですねぇ。
よく考えられた組み合わせだと思います。
こちらもおいしいですね!!

そして、食後のアメリカンエスプレッソ。



エスプレッソをお湯で薄めた、まさにアメリカンコーヒー。
コーヒーの風味が濃い目に感じられて、おいしいですね!

ということで、カレー屋が少ない(or駅から遠い)この街で
ここはかなり貴重な存在と言えるでしょう。
夜もかなり雰囲気がよさそうなので、
次回は夜に来てみたいですね。


【お店情報】

「ルードボーイ・カフェ (Rude boy CAFE)」

住所:世田谷区奥沢5-28-15 昇栄ビル 1F

電話:03-3722-6992 

営業時間:月~金 17:00~翌4:00
      土・日 12:00~翌4:00

定休日:無休

お家カレー「オクラと万願寺唐辛子のカレー」

2006-12-22 | おうちカレー
samuraiです。
先週八百屋さんの前を通った時に、店頭で大量の満願寺とうがらしとオクラたちが
雨に打たれて震えていました。
いかん、僕が助けてやらねば!ということで、
その大量の満願寺とうがらしとオクラを救ってあげましたw。

で、それから3日後。
オクラを見ると、ヘタの部分に何やら白いフワフワが。
カビですか!!
こりゃいかん、早速何とかしなければ。
ということで、急遽「オクラと万願寺唐辛子のカレー」を作ることに。

まずは、クミン、カルダモン、マスタードシードをテンパリング。
そこに生姜とにんにく、鷹の爪を加えます。
さらに、玉ねぎのみじん切りを投入。
玉ねぎが色付いてきたら、満願寺とうがらしとオクラを入れ
さらに炒めた後に、トマトのみじん切りを鍋にインサート。
こんな感じです。



とここで、重大なことに気付きました。
ココナッツミルクがない!
前に買い溜めしていたはずなのに、
どうやらこの間使い切ってしまった模様。
うーん、こりゃかなり痛い失敗です。
が、もう作り始めてしまったんだし、しょうがない。
とりあえず、鶏ガラスープの素を水で溶いて流し込み、
ターメリックとシナモンを加えて10分ほど煮込みます。

ということで、カレーが出来ました。
見た感じは色鮮やかでおいしそうです。
いやー、カレーポットはほんとに買ってよかった。



付け合わせは、がんもどきの含め煮とタラモサラダで。



そして、今日はご飯を十六穀米で。
うーん、健康的。



それでは、いただいてみますか。



うーん、辛さとスパイス量はいいんですが、
生のトマトを使用したせいか若干酸味が出てしまいました。
ホール缶使えばよかったかなぁ。

そして、やはり決定的なのはコク。
肉類を使えばお肉のコクが出るので、ココナッツミルクはなくてもいいかなと思いますが
今回は野菜のみのカレーなので、やはりココナッツミルクがないのが響きますね。
これはこれであっさりしていて、単品で食べるにはいいのですが、
ご飯と一緒に食べるとなると、やはりコク不足に感じてしまいます。

というわけで、今回の教訓は
ココナッツミルクは必要!」ということです。
あー、買いに行けばよかった・・・。


五反田「カレーの店 うどん(10)」

2006-12-21 | 品川区
samuraiです。
今日は五反田の「うどん」に再訪してきました。

先日の「すらさ」オフ会の時に、ルパンのように帰ってしまい
お金を払っていない僕。
で、Curryvaderさんが木曜うどんに行くと言っていたので、
「じゃあその時にお支払します」ということになり、
借金返済うどんプチオフ会”になりましたww。

かといって、今日集まるのはお昼のランチタイム。
まとまって行ってはかえって迷惑でしょうし、
12時15分という集合時間のみ決めて、いざ現地へ。

お店の前まで来たところで、既に待ち人が2名。
あれ、結構混んでるかも。と思っていたらタイミングよく、するっと入れました。

お店の中には、「すらさ」でお会いしたterutonetuさんとjさんが。
幸い横の席が空いていたので、そこに陣取ることに。
すでにお二人とも「季節のスープカレー 冬編」を「ルー大盛り」で頼まれてます。
ということで、僕も「季節のスープカレー 冬編(1000円)」に
前回と同様「揚げナス(100円)」のトッピングを。

その5分後にはVaderさんたちも到着。
残念なことに席は離れてしまいましたが、
確実にスープカレーを頼まれているご様子。

さて、待つこと10分。カレーがやってきました。



うーん、この鼻腔の粘膜を刺激する薬膳の香り。
おいしそうですね。
それでは、いただいてみますか。



ルーを口に含むと、薬膳特有の香りが広がり
むせび泣きたいような衝動が生まれます。
その辛さが喉を滑り降りて、胃に到達する頃には
体中から汗がダバダバと。
いやー、おいしいですね!

ということで周りを見渡すと、全員額に汗して食べています。
僕の横に座っていたOLさん3人組も、化粧の崩れなど気にせずw
汗をぬぐっています。
この季節なのに、店にいる客全員汗。
もはや、サウナと呼んでも過言ではないでしょうw。

ということで、昼休みという限られた時間の中だったので
ゆっくりとお話出来なかったのは残念ですが、
楽しいひと時を過ごしました。
うどんのマスターが不審がっていたのが笑えますw。

うめさんが今回、体調不良で参加出来なかったのが残念ですね。
来週お時間が合えば、また行きましょう!


※前回までの記事はこちらです。

・五反田「うどん(9)

・五反田「うどん(8)

・五反田「うどん(7)

・五反田「うどん(6)

・五反田「うどん(5)

・五反田「うどん(4)

・五反田「うどん(3)

・五反田「うどん(2)

・五反田「うどん(1)
(お店情報載ってます)

西荻窪「Soup blanket(スープ ブランケット)」

2006-12-20 | 杉並区
samuraiです。

今日は、先日行った西荻窪の「戎」という飲み屋さんの真向かいにある
「Soup blanket(スープ ブランケット)」というお店を紹介します。

名前の通り、こちらはスープの専門店。
9種類のスープのほかに、本日のスープなどもあり、
パンの種類も20種以上と豊富です。
パンは本場ヨーロッパから生地を仕入れているらしいですね。



さて、メニューはこちら。



おぉ、カレーがあるじゃないですか!
そりゃ頼まなきゃ。
ということで、「チキンクリームカレースープ(380円)」を注文。
で、店員さんにこのスープに合うようなパンを下さいといったところ
カイザーロール(110円)」を勧められたので、そちらも注文。

ちなみにイートインも可能ですが、さすがにお腹がいっぱいなので持ち帰りで注文。
持ち帰りの場合は、真空パックの袋で渡してくれます。

さて、お家に帰って早速いただいてみますか。

スープを湯煎で5分ほど温めてと。
では、いただきます。



具はジャガイモににんじん、玉ねぎに鶏肉。
それにみじん切りのパセリ。
カレーのオーソドックスな材料で、結構具沢山ですね。

クリームのおかげで、かなりマイルドなさらさらのカレーです。
まあ、カレーというよりはとろみも思ったよりもなく、
やはりスープって感じです。
でも、スープカレーじゃないですけどw。
おいしいですね!

では、パンとともに。



こちらはちょっと酸味のある固めのパン。
ドイツに行った時に毎日のように食べてました。
ドイツの方々は、基本的に朝ごはんに食べるようです。
パンが固めなので、スープに浸しても崩れることなく、
その酸味が逆にマイルドさを強調。
うん、合ってますね。

これからの時期、小腹がすいた時にはもってこいですね。
具沢山で、結構満足出来ました。
大根おろしと湯葉のスープ」がすごく気になるので
次回はそれにしてみようかと思います。


【お店情報】

Soup blanket(スープ ブランケット)西荻窪店
(西荻窪店と書いてますが、どうやらお店はここだけのようです。)

住所:東京都杉並区西荻北3-20-12

電話:03-3395-7558

営業時間・定休日:不明


西荻窪「荻窪昼市」

2006-12-19 | フェス関係
samuraiです。
今日は毎月第三日曜日に西荻窪で開催される「荻窪昼市」に行ってきました。



西荻窪の駅を出て、松屋の角を右に曲がると、一坪飲み屋が軒を連ねます。
なんかいきなりタイの裏路地に迷いこんでしまったような雰囲気ですw。



さて、先行されているはぴいさんご夫妻、Lakuさんデリーさんmeguさん、Cさんが
ハンサム食堂の2階に陣を張っているらしいので早速合流。
昼2時だというのに、もう酒に飲まれてまーったりしている面々が。
早過ぎじゃないっすかw?

さて、僕も遅れを取り戻すべく、早速階下のお店に突撃。



まずはインド料理の「ミルチ」で「チキンカレー(550円)」と「チキンティッカ(130円)」を。
周辺は結構混んでいるので、ハンサムの2階まで持ってきてくれました。



さて、いただいてみますか。



カレーはスパイス香も控え目で、かなりマイルド。
チキンの味もしっかりしていて、食べやすいお味ですね。
チキンティッカは、タンドリーチキンの焼鳥版と言えばいいでしょうか。
ヨーグルトの風味にスパイスがよく溶け込んでいておいしいですね!

さて、お次はハンサム3号店の「レッドカレー(300円)」と「豚角煮ご飯(300円)」を。
が、注文しに行くとレッドカレーはすでに具がないために売り切れ状態とのこと。
ただ、どうしても諦めきれなかったので「2つ買いますから、なんとか売って欲しいんですけど。」というと
あー、じゃあ2つで300円でいいよ。」というステキ過ぎるお答えが。
ありがたい話です。

では、まずは豚角煮から。



むぅ~、まるでおでんを思わせる優しい味。
しっかりダシの染み込んだ厚揚げや玉子がたまんないですね。
角煮も箸でさっくりとほぐれる柔らかさ。
おいしいですね!

さて、ではカレーを。



レッドカレーは、その真っ赤な見た目に反して、
ココナッツミルクの風味が程良く大変マイルドです。
サラサラのルーには、こぶみかんの葉、鶏肉、竹の子などの旨みが溶け込んでいて
こりゃまたおいしいですね!

後は少しずつ皆さんが買ってきたものをつまみながら
ビールとともにまったりと。
いやー、外の明るさがうらめしいw

が、このステキな空間も4時で終了。
ということで、河岸を変えて2軒目へ。
次は、「戎(えびす)」というお店にやってきました。



まだ、4時だというのに店内はほぼ満席。
どーなっとるんだこの街はw。
まあ、自分たちも人の事は言えませんがww

こちらは焼鳥をメインに、サラダ・鍋もの・刺身などなど
酒飲みのためのつまみが豊富に揃っています。
店内は活気に溢れる雰囲気で、お酒もつまみも安く、
まさに理想的な居酒屋と呼ぶにふさわしい感じですね。
さてビールを頼み、つまみを模索していると、はぴいさんの目がきらりと。
samuraiさん、カレーあるよカレー!」。

おぉ、メニューには「カレーシチュー(380円)」の文字が!



そりゃぁもう言わずもがな、頼まない訳にはいきませんね。

その他に串ものの盛り合わせと、ソーセージなどを注文。

さて、待つこと5分。カレーがやってきました。



具は鶏肉にニンジン、じゃがいも、玉ねぎと
かなりオーソドックスなタイプです。
これにグリーンピースが入ってたら、給食のカレーにそっくり。
では、いただきますか。

見た目からして、もったりとした甘めのカレーを想像していましたが、
意外にあっさりめのダシの効いたお味。
ご飯と一緒に食べるより、うどんと一緒に食べた方が合いそうですね。
さすが、カレーシチューと謳っていることはあります。
へー、おいしいですねぇ

で、後はもう飲めや歌えや(歌ってませんけどw)の大騒ぎ。
そしてこちらの名物である「ワインの炭酸割り(白・赤 各350円)」という
デンジャラスな飲み物に手が伸びる頃には、すでに頭の中に濃ゆい霧がww。



いやー、楽しかったです!
やっぱ、昼から飲む酒は最高ですね!

ということでお付き合いいただいたはぴいさんご夫妻、Lakuさん、デリーさん、meguさん、Cさん。
どうもありがとうございました!
次回また1月にお会い出来たらうれしいですね!

溝の口「すらさ」

2006-12-18 | 東京近郊(埼玉・千葉・神奈川など)
samuraiです。

今日はcurryvaderさん主催のEEL vol.10で
溝の口にある「すらさ」というスリランカ料理のお店に行ってきました。



246を下り、溝の口を目指していたはずが、いつの間にか梶ヶ谷まで行ってしまいw、
到着した頃にはみなさん集まってました。
しかも、今日は貸し切りですよ
素晴らしいですね。



そして、すらさの常連のMAYumiさんが事前にメニューを決めていてくれました。
ホントありがとうございます!
今回ご参加出来なかったのが残念です。
で、MAYumiさんが渾身の勢いで作成したメニューがこちら。



その数なんと19品!
うっひゃ~、こりゃ豪華ですね!

とりあえず駆け足で紹介していきたいと思います。
途中から酒により記憶があやふやなところがありますので
その辺はご容赦をw。

さて、まずは「LION LAGER」というスリランカビールで乾杯!



日本のビールに比べて、薄めで若干甘めな口当たりは
辛い料理にはぴったりですね。

さて、まずは「papadam(パパダム)」。



インドでいうとこのパパドみたいなものですね。
スパイシーなお煎餅です。
これがまたビールに合うんですねー。
お通しにはぴったりです。

お次は「green salad(グリーンサラダ)」。



ブラックペッパーがきいた、ちょっと辛めのサラダに
またビールが進む進む。

で次が、「Devilled potatoes(デビルドポテト)」。



食べる前から刺激を約束されたようなこの名前w。
インドでいうとこの、ジャガイモのポリヤルみたいな感じですか。
そして、名前通りの赤唐辛子系の直球の辛さがズドーンと。
ていうか、赤唐辛子が丸々入ってるし!
辛さの中に、ほのかにジャガイモの甘みが感じられますね。
たまらずにビールに手を伸ばします。

が、ここでふっと気付きました。
やばい。
かなりハイペースで飲んでいる気がする・・・。
が、周りを見るとみなさんかなりのピッチでグラスを空けていきます。
ま、いいかw。
だって、グラスの彼が飲めって言うんですものww。



しかも、こちらのお店はお皿からグラスから全て手作り。
一つ足りとも同じお皿は存在しない。
すんごいっす。


さて、お次は「pattiz(パティス)」。



薄めのクレープ生地を揚げた揚げパンのようなものですが、
中にキーマカレーとゆで卵、野菜が入ってます。



生地が薄いので、揚げているわりに全然油っぽくない。
また、この中身のカレーがおいしいですね!
カレー・野菜・卵さらにパンという栄養バランスを考えても
かなりいい食べ物ですね、これは。
どっかの会社で商品開発とかしないのかな。

この時点で、かなりお腹が膨れてきました。
が、まだ折り返し地点にも立っていないことに気付きました。
ていうか、まだカレーにすら辿り着いてないしw。
ホント大丈夫なんでしょうか、今日は。

さて、次は「Fried Carrots(フライド・キャロット)」。



にんじんとモルディブ・フィッシュのスパイス炒めです。
どことなく和のテイストを感じるのは、やはりモルディブ・フィッシュの為せる力ですかね。
きんぴらに鰹節を入れたような感じと言えば分かりやすいでしょうか。
うーん、ご飯が欲しくなります。

で、「Fried Cabbages(フライド・キャベツ)」。



上のキャベツバージョンです。
こちらはキャベツの甘みが感じられて、まるでもんじゃ焼きのようです。
スリランカ料理を食べていて、まさかもんじゃを思い出すとは。
これまたビールにもご飯にも合いそうな感じですね。

さて、「pol sambol(ポル・サンボル)」。



ココナッツとモルディブ・フィッシュ、玉ねぎなどのスパイス炒めです。
で、またこれが辛いのなんの!
ココナッツのほんのりとした甘さが、余計辛さを引き立たせるって感じです。
あー、だめだ。
ビールが全く止まらないw

で、「pittu(ピットゥ)」。



ココナッツと米粉を筒型の容器で蒸した代物。
カレーとともにいただきます。
ちょっともちっとした、独特の歯触りですね。

次は「Roti(ロティ)」。



チャパティのような円形のパンですが、
チャパティよりも、もっとしっかりとした厚みがあり、
ほのかな甘さも感じます。
薄めのホットケーキみたいな感じですね。

さて、「Indiappa(インディアッパ)」。



東南アジア全域で共通的に見られる、お米の麺です。
ビーフンというよりは、日本の素麺のように見えますね。
これはカレーに付けて、つけ麺のようにしていただきます。

さて、ここからがカレーです。
やっとカレー!!
長かったー!
もうすでにお腹はパンパンですが、食べない訳にはいきませんw。

まずは「チキンカレー」から。



チキンのぎゅっとした旨みと、鋭角的な辛さがたまりませんね。
スパイス香も程良く、かなり辛めのお味です。
もはやビールではおさまりが付かず、
酒はすでに「アラック」に突入ですw。

さて、お次は「豆カレー」。



こちらはチキンとは対照的に、かなりマイルドなお味。
豆自体の甘さが舌に優しく、一種ポタージュのようにも感じます。


さて、「ホワイトカレー」。



一瞬シチューのようにも見えるルーは
さらっとしていて、意外と辛め。
が、ココナッツと玉ねぎの甘さがいいアクセントに。
うーん、それぞれカレーが違っていて
どれもこれも魅力的です。

そして、「マグロカレー」。



世界中で乱獲が叫ばれていて、そのうちクジラ並みに食べられなくなってしまうんじゃないかという
危惧を感じさせるマグロですが、やはり日本人にはこれほど馴染みのある食材はないですしね。
それをカレーでいただくという贅沢。
マグロのダシとモルディブ・フィッシュのダシが絶妙なハーモニー。
これが嫌いな日本人がおろうか。
うんまぁぁい、これ

そして、「大根カレー」。



辛さ抑え目の優しい味です。
何かおでんを思い起こさせますね。
向こうのおふくろの味なんでしょうか。

ということで、大変面白おかしい時間を過ごしていたのですが、
残念ながらここでタイムアップ。
今回初めて参加された方も、いつもの面々も、みな和気藹々と過ごしていて
大変楽しかったです。
みな、各々のテーブルを行ったり来たりで、全員満遍なく話が出来て
とてもよかったです。

ということで、2軒目の忘年会があったため
後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く撤退。
メニュー全ていただけなかったのが
唯一の心残りですかね。
もう、どのメニューも本当においしくて
大変満足でした。

企画されたCurryvaderさん、メニューを作成されたMAYumiさん、
どうもありがとうございました!!
そして、年齢・性別・職業など関係なく、ただ”おいしいカレーが食べたい!”という
ストレートな欲求をかなえるためにこの場に集ったLakuさん、USHIZOさん、terutonetuさん、Jさん、うめさん、ちかPさん、イナムーさん、
iyukさん、はぴいさん、ノリさん、kfujiさん、楓海さん、凛さん。

とても楽しい時間を過ごせました!
ありがとうございます。
また次回お会いしましょう!!

PS.すみません。お金払い忘れてました・・・orz。
 次回必ずお支払いします!

ローソン「キーマカレーマン」

2006-12-17 | おうちカレー
samuraiです。
今日は小ネタです。

こないだ、ローソンでおいしそうな肉まんを見つけました。
その名も「キーマカレーマン」です。
ただ、売り切れというか温めていない模様。
で、冷たいままでいいからと言ったら
そのままで売ってくれました。

早速お家に帰って温めてみました。
それがこちら。



カレーマンと言えばやはり黄色。
が、これはそんなに黄色が濃くないですね。
とりあえず中を割ってみますか。



ぷーんとスパイスの匂いが漂いますね。
では、いただきますか。

辛さはかなり控えめ。
スパイス香はそこそこ漂いますが、
そんなにとんがった感じではないですね。
万人向けの食べやすい感じです。
前のセブンイレブンの方が若干辛めだったかなぁ。
これはこれでおいしかったですけど。

でも、スリーエフ系とデイリー系ってカレーマン置いてないんですよね。
是非改善していただきたいものです。