北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-岐阜・西岐阜,三層蕎麦は戦艦敷島と巡洋艦鹿島のような地名

2024-05-02 14:11:06 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 香も歯応えも凄く美味しいというか旨いと表現する方が相応しい蕎麦の話をしましょう。

 かしま、と聞きますと練習艦かしま、近海練習航海訓練などで神戸や大阪入港の様子を思い出されるところでしょう、ただ、鹿島という地名も多い。岐阜県岐阜市には鹿島町という地名があって、その隣が敷島町という、戦艦敷島と巡洋艦鹿島のような。

 蕎麦屋、有名な鏡島弘法大師のお寺の近く、いや東海道本線西岐阜駅から線路沿いに東へ向かったあたりに、ちょっと面白いお蕎麦屋さんがありまして、これもCOVID-19の前には長良川を渡ったあたりにもう少し大きな店舗を構えていたんですが。

 三層そば、というのを名物にしている。どうやっているか、ものすごい手間だと思うのですが目を凝らしてじっと見ると蕎麦の表面が、真ん中に濃緑の一層を挟んで三層になっているお蕎麦です、歯ごたえとのど越し、多層式にすることで両方愉しめる。

 天麩羅を、せっかく遠くまでお蕎麦を頂きに来ましたのでつけていただくのですけれども、海老天の定番にトウモロコシの素揚げから南瓜にかき揚げにサツマイモから獅子唐まで一通りそろっていまして、ただ三層そばは延びやすく先ずは蕎麦をさっと。

 蕎麦は大盛で、特盛も出来るのですがものすごい量だという事で、後々の事を考えて先ず美味しくいただける量というのがさっといただける量、山葵は出汁に溶かすのではなく葱は出汁に入れるのではなく蕎麦に載せるもの、という意味をここで知りました。

 手繰るという言葉があるけれども、伸びる前にさっと頂くとともに、蕎麦の香り、これがほんとに食した瞬間に鼻に抜けるんですね、これをちょっと香り変えるために山葵や葱を使うのだから出汁に溶かすんじゃあない、無限に、三類型を愉しめるのです。

 伊豆半島発祥という三層そば、敷島慎“、というお店です。出汁は多めに蕎麦徳利に収められているので、これも蕎麦湯で溶かしこんで、なぜかついてくる大量の胡麻を蕎麦湯とともにふっと指でつまんで出汁へ載せ、胡麻の風味を最後に添え、満足感で〆ました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【京都幕間旅情】真如堂-観桜... | トップ | 【G3X撮影速報】百里基地航空... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

グルメ」カテゴリの最新記事