なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

センダン(センダン科・センダン属)落葉高木

2020-05-29 17:10:35 | 樹木
 河川敷の縁から河原に向かって、センダンの木が生えていました。
花の蕾が膨らんで、ぼつぼつ開いてきたのもあります。ここでセンダンを見つけたのは、初めて
でしたが、河川敷には、他にも何本かセンダンが生えています。おそらく種が運ばれて、自生した
ものと思われます。
 青空バックに、花が霞んでいるようで、綺麗でした。
花は、5枚の花弁の中に、筒状の紫色の雄しべが突き出して、特徴のある形をしています。
葉は、2~3回奇数羽状複葉ということで、ばさっと大きな葉です。冬の間に見られる葉痕が
面白い形になります。





























ナワシロイチゴ(バラ科・キイチゴ属)落葉小低木

2020-05-19 16:09:18 | 樹木
 イネの苗代を作る頃に果実が熟すので、この名がついたというナワシロイチゴ・・宇曽川の
土手の斜面に少し生えていました。
 茎が地面を這い、花をつけた枝は立ち上がっています。茎には綿毛があり、直立する棘があり
ます。葉は、3~5の複葉です。
 紅紫色の美しい花ですが、萼だけが平開し、花弁は閉じたままです。雄しべ雌しべの先だけが
見えます。受粉する頃、花弁は落ち、受粉を終えると、萼がまた閉じてきます。
 つぶつぶの赤い美味しそうなキイチゴが熟す頃には、萼は落ちています。





























マツ(マツ科・マツ属)常緑針葉樹

2020-04-25 14:44:28 | 樹木
 庭のマツの木に、今年も新芽がつくつくと伸びて花がつき、枝を揺らすと、花粉がぱあっと
煙のように散ります。
 新芽の基部にたくさんついているのが雄花です。つくしの頭のようで、花粉を出した後は、
白っぽく見えます。雄花のついた新芽は、あまり伸びていないように見えます。雄性先熟と
いうことでしょうか。
 長く伸びた新芽の先端についている小さな赤いものが雌花です。マツは風媒花で、受粉を
終えると、1年半もかかってマツボックリになるそうです。


































コブシ? タムシバ?

2020-04-09 19:47:02 | 樹木
 昨年10月30日のブログで果実の写真を見て貰ったこの木、タムシバだろうと、教えて
頂いたのですが、花が咲いたらわかるだろうとのことで、何回か見に行っていました。
4月になってからもなかなか花を開きませんでしたが、ようやく今日、数個の花を開いていた
ので、写真に撮ってきました。
 花の基部に1まいの若葉がついているのが、コブシの花の特徴だということで、この花は、
コブシに違いないとわかりました。
 でも、まだ疑問に思うのは、近くに生えている2本のコブシの木は、もう満開を過ぎる程に
咲いているのに、この木の花は、一ヶ月ぐらい開花が遅れていることです。
ラストの写真は土手の上に生えていた別のコブシの木です。日当たりのよい所では、早く咲く
のかな?ここの木は、木立の中で比較的日当たりが悪いようです。





























 

ピンクネコヤナギ(ヤナギ科・ヤナギ属)落葉低木 その後

2020-03-19 14:02:40 | 樹木
 前回からはや一ヶ月以上も経ちました。永いことお休みしていて失礼しました。
昨日は久しぶりのぽかぽか陽気で、裏の畑に行って、ピンクネコヤナギのその後を撮って
来ました。
 前回(2月14日撮影)の花穂は、せいぜい2cmぐらいだったのですが、今では、
見違えるような姿になり、花穂の長さは、6cmぐらいにまで伸びていました。
 やはり赤いのは葯だったのだな・・と、わかりました。殆どの花穂は、黄色い花粉を
出し終えていました。