なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ノヂシャ(スイカズラ科・ノジシャ属)1ー越年草

2019-05-02 16:36:41 | 草花
 沼近くの草原に小さな青い花が集まって咲いていました。以前にも他の場所で見たことの
あるノヂシャでした。
 ノヂシャは、ヨーロッパ原産で、江戸時代に長崎で食用として栽培されていたものが、
野生化して、全国に広まったそうです。
 茎は、二叉に数回分枝し、高さ20cmほどにもなります。葉は対生し柔らかく、若い葉は
サラダ用として、生食されます。枝先に2~3mmの小さな淡青色の花が集まって咲きます。
花は、漏斗状で、先端は5裂します。雄しべは3個、雌しべは1個です。花の下部には大きな
子房が見えます。花の周りに長楕円形の苞葉が目立ちます。