なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

コバノカモメヅル(ガガイモ科・カモメヅル属)つる性多年草 種 その2

2019-12-14 14:51:32 | 草花
 コバノカモメヅルの種髪は、自然の中ではどうなっているのかしら・・と、気になって
昨日また曾根沼へ見に行ってきました。
大部分の袋果はまだ裂開していませんでしたが、それでもいくつかは、裂けて種髪を
開き、種を飛ばせていました。
種髪はとても細く、きらきらと艶やかで綺麗でした。少しの風でふわふわと飛んで
いきます。こんなにたくさんの種を飛ばせても、うまく地面まで辿り着いて芽吹くのは、
ほんの数%なのでしょうね・・。













































コバノカモメヅル(ガガイモ科・カモメヅル属)つる性多年草 種

2019-12-14 10:50:14 | 草花
 12月11日、曾根沼のコバノカモメヅルの袋果に縦に裂け目が入ってきました。
どのようにして、種髪を開いて種が飛び出していくのか見たくて、1個だけ持ち帰って
部屋のガラス戸近くに吊しました。
 12日、さやの中には、数個の種が種髪を下につけてけて、行儀よく納まっています。
陽射しが射し込み、気温が上がってくると、さやが内側にくるりと曲がってきました。
種は少し動いて、1個が種髪を開きはじめていました。
翌13日の朝、1個の種が外側に出て、種髪がさやにひっかかっています。さやは、
昨日よりは、やや戻って伸びていました。
しかし、昼間には、またさやがくるりと曲がってきました。もう1個の種が種髪を開き
はじめていました。
 後日、種の数を数えてみましたら、1個のさやの中に19個入っていました。全部種が
立ち上がっていて面白かったです。