なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

コハコベ(ナデシコ科・ハコベ属)越年草

2020-02-09 16:10:52 | 草花
 立春を過ぎてから、この冬一番の寒さとなり、この辺りでもうっすらと雪が積もりました。
先日、裏の畑でコハコベの白い花が咲いているのを見つけました。
 直径6mmぐらいのとても小さな花で、まだぽつぽつと数個咲いていただけです。
花弁は5個ですが、2深裂しているので10個のように見えます。花弁の長さは、萼よりも
やや短いぐらいでした。萼の外側には、たくさんの毛が生えていました。
茎の色が紫色をしていましたので、ミドリハコベではなく、コハコベかと思いました。
 コハコベの雄しべの葯が赤い色をしていることに、初めて気がつきました。この赤い葯の
殻が破れて黄色い花粉を出します。
 雌しべの柱頭は、開花してすぐにはあまり開いていませんが、雄しべが花粉を出し終える
頃には、3裂して大きく開いていました。雄性先熟ということでしょうか?