なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

セイタカアワダチソウ(キク科・アキノキリンソウ属)多年草

2021-10-26 10:27:28 | 草花
 数十年前までは、何処にでも嫌と言う程繁茂していたセイタカアワダチソウですが、
近年は少なくなってきたように思います。それでも、荒神山の山裾や、愛知川などには、
ところどころに群生しているのを見かけます。
 セイタカアワダチソウは、茎の先に大きな円錐花序を出し、直径6mmぐらいの
頭花を上向きに多数つけます。一つの頭花には、数個の筒状花があり、その周りを
舌状花が取り囲んでいます。
 筒状花からは、合着した雄しべが伸び、花粉を出します。次いでその中から、雌しべが
伸び始め、柱頭が2裂します。このような花の様子は、他のキク科の花とも似ていますね。

 
 この花を撮った後で、ふと見ると、キチョウがいました。まさに交尾中のようでした。
つかまっているものをよく見ると、さなぎの抜け殻のようでした。キチョウの雌は、羽化
した途端に、この雌を狙っていた雄と交尾するのですね!