湖東三山の内、一番南側に位置する百済寺はそれ程観光化もされておらず、三山の中では、最も古寺の趣きが感じられる寺院です。606年聖徳太子が百済人のために押立山の中腹に百済国の「龍雲時」を模して創建されたと伝えられています。鎌倉時代には、「天台別院」とされ、1000坊を擁する大寺院でした。その後何度も火災や信長の焼き討ちなどに遭い、今では、僅かに桧皮葺きの本堂や、石垣に囲まれた参道、仁王門、喜見院の庭園などに昔の面影を偲ぶばかりです。もう紅葉も散り敷いて冬の陽射しが薄く差していました。
仁王門
本堂・千年菩提樹
喜見院・書院と庭園
仁王門も本堂も厳かな佇まいで神社仏閣も好きな私は行って見たくなりました・・・・・
喜見院の書院と庭園風景は季節によって違う表情を見せてくれそうですね・・・・・^^
百済寺の駐車場から引き返してしまって拝観しませんでしたので、ゆっくりと此方で拝見させていただきました~
戦乱の時を乗り越えて押立山を背に建つ古刹、心癒されますね!
百済寺は桧皮葺きの本堂が苔むして、古色豊かな寺院です。観光のための施設は三山のなかでは、一番遅れているといっていいと思います。
でも、わたしにはそれがまた好みに合っています。
何年か前にお参りした時、お賽銭を入れてつかせて貰った釣鐘がとてもよい響きだったのを覚えていたのですが、今回ついた時は、何だかわれ音がして、残念でした。
ミツマタの咲く頃に、来春再度訪ねてみたいと思います。
先日ははるばる訪ねて下さったそうですのに、体調がお悪かったそうで、残念でしたね。
東光寺さんと一緒にお参りするのは、ちょっとしんどいでしょう。かなり歩いて登らなければなりませんからね。
でも、307号線を来られたら、意外と早いかもしれませんから、またお元気な時にお参り下さい。
早春の頃にミツマタの花も咲くそうです。