なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ナズナ(アブラナ科・ナズナ属)越年草

2017-10-20 20:15:28 | 草花
 日当たりのよい田んぼ道に、気の早いナズナが、もう花を咲かせ、実をつけていました。
春の七草の一つですが、今時分に咲いていると、秋の草花かと思いますね。ホトケノザなども
見かけることがありますので、野草は、条件さえ合えば、春でも秋でもいいのでしょうね。
根際の葉は、やや立ち上がっていましたが、羽状に切れ込んでいます。

























シロザ(アカザ科・アカザ属)一年草

2017-10-19 11:44:09 | 草花
 昨年11月に赤く色づいたシロザの果実を観察しました。
http://blog.goo.ne.jp/kanamori_izumi184/d/20161105 その時以来、花はどうなっているの
かしらと、思っていましたら、昨日、偶然まだ小さいシロザに花が咲いているのを見つけました。
花弁はなく、萼片が開いて5個の雄しべが伸び、黄色い葯から花粉を出しているようです。
雌性期になると、萼片は閉じ、花柱が残っているように見えました。
シロザの葉は、下部の葉は、菱状卵形、上部の葉は、細長くなっています。
初夏の頃、若葉や葉裏に白い粉をふいたようなものがついているそうですが、まだ確かめられて
いません。

























フジバカマ(キク科・ヒヨドリバナ属)多年草

2017-10-18 19:01:23 | 草花
 裏の畑に植えていたフジバカマが、水はけの悪い土が合わないのか、途中で枯れるように
なりました。それで、昨年、家から少し離れた場所に借りてある、日当たりのよい畑に移植
しました。すると、今年は、まあまあよく成長し、たくさん花を咲かせました。
 フジバカマは、淡い紅紫色の小さな頭花を散房状につけます。下部の花ほど柄が長いので、
花序の上部は、平らになります。1つの頭花は、5個の筒状花で、構成されています。
筒状花の先は、5つに裂け、細くて白い2本の花柱が飛び出してきます。
雄しべはというと、筒状花の内側に、花柱を取り巻くように紫色の葯があって、花柱が伸びて
くると同時に花粉を出すようです。
 葉は、対生し、多くは、3つに裂けています。


































 

キツネノマゴ(キツネノマゴ科・キツネノマゴ属)一年草

2017-10-17 19:49:24 | 草花
 曽根沼公園のキツネノマゴは、8月から咲いていましたが、今でも少し花を開いています。
草刈りをされて、数は少なくなりました。写真は9月中頃のものです。
花は、淡紅紫色の唇形花で、上唇は2裂、下唇は3裂しています。下唇中央裂片には、白い紋様がついて
います。雄しべは、2個で、基部に突起が見えます。
花柱もこの雄しべの近くにあるようですが、確認は出来ませんでした。

























アイ(藍) (タデ科・イヌタデ属)一年草

2017-10-15 19:11:25 | 草花
 近所の方が、趣味で、藍の生葉染めをするために、アイを育てておられます。
花が咲いていましたので、写真を撮らせてもらいました。
アイの花というのは、タデ科だけあって、イヌタデとよく似ています。でも、花序の先が垂れ下がって
いるものは少なくて、まっすぐに立ち上がっているのが多いように思いました。
小花が入れ替わり咲いては実を結んでいくのは、イヌタデと同じです。