なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

アキニレ(ニレ科・ニレ属)落葉高木

2018-11-19 19:40:48 | 樹木
 曾根沼公園の駐車場の周りには、数本のアキニレが生えていて、今の時期、たくさんの
果実をつけています。
果実は翼果で、扁平な楕円形の中央に種が入っています。葉が落ちてからも樹上に残り
冬には小鳥たちのご馳走になります。
樹皮は、灰褐色で、不揃いな鱗片状にはがれ、まだらに斑紋が残ります。
この公園が造られた時、アキニレを何本も植えたのは、小鳥たちの為だったかと思います。
オマケ画像は、スダジイの弾けた果実です。11月初めの写真ですから、もうすっかり
落ちてしまっていることでしょう。





























スダジイの実






キチジョウソウ(キジカクシ科・キチジョウソウ属)常緑多年草

2018-11-17 16:18:20 | 草花
 3年前にお隣から貰って、昨年初めて花を咲かせたキチジョウソウ・・今年はやや大きな鉢に
植え替えたせいか、たくさんの穂状花序を伸ばし、花を咲かせました。
花被片は、6枚あり、上部は反り返り下部は筒状に合着しています。花は、上部のものは、殆ど
雄花で雄しべが6個あり、雌しべはありません。下部には雌しべもある両性花が咲いています。
4枚目の写真で、花の真ん中から伸びている赤い花柱が雌しべです。
今年は実が出来るか、楽しみです。

























ナンキンハゼの実(トウダイグサ科・ナンキンハゼ属)落葉高木

2018-11-15 16:36:51 | 樹木
 ナンキンハゼは、街路樹として植えられているのをよく見かけますが、曾根沼公園には、
野生化して自生した木も、沼の周りのあちこちに見られます。
沼の中州に赤く鮮やかに色づいたナンキンハゼが何本も生えています。葉が色づく頃、黒い
さく果が裂開して、白いろう状の仮種皮に覆われた3個の種子が姿を現します。
落葉後も長く樹上に留まりよく目立ちます。カラスやムクドリなどのご馳走になります。



































カンムリカイツブリ(カイツブリ科・カンムリカイツブリ属)

2018-11-14 19:17:06 | 
 先日曾根沼の畔を歩いていて、珍しくカンムリカイツブリを見つけました。
たくさんいるカルガモと違って、カンムリカイツブリはすぐに水に潜って、なかなか
水面に出てきません。この辺りに浮かんでくるかな・・と、予想してカメラを構えました。
2羽の番でしょうか、仲良く泳いでいきました。
カンムリカイツブリは冬鳥で、冬になると渡って来る水鳥ですが、琵琶湖でも繁殖が確認
されているとのことです。






























モミジバフウ(マンサク科・フウ属)落葉高木

2018-11-13 15:55:30 | 樹木
 モミジバフウは、北米、中米原産の落葉樹で、日本には大正時代に渡来し、公園や街路の
樹木として使われています。
庄境公園にも数本のモミジバフウが生えていて、紅葉が進み実が熟していました。
実が独特な形をしているので、リースの材料としてもよく利用されています。
種には翼があり、この実がかさかさになる頃、隙間が出来て、そこから飛び散るという
ことです。