なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カラスノエンドウ(マメ科・ソラマメ属)越年草 学名ヤハズエンドウ

2019-04-21 17:15:06 | 草花
 曾根沼公園の片隅に、カラスノエンドウが蔓延って広がっている所がありました。
濃い紅紫色の花が、緑の葉の中に綺麗でした。
カラスノエンドウは、正しくはヤハズエンドウというそうです。羽状複葉の小葉の先端が
矢筈状に凹んでいるので、その名前がついているようです。
複葉の先端は、巻きひげになっていて、いろんな物に絡みついて伸びていきます。
果実が熟すと黒くなるので、カラスノエンドウ(烏野豌豆)の名の由来になっています。
熟して黒くなったさやは、皮がねじれて、音を立てて割れ、種子を飛ばします。




























 

タチイヌノフグリ(オオバコ科・クワガタソウ属)越年草

2019-04-20 19:18:53 | 草花
 裏のブロック塀に沿ってタチイヌノフグリらしいピンクの花を見つけました。
開花するのは、日光の射す午前10時前後のしばらくの間で、すぐに花を閉じてしまいます。
閉じた花は、そのまま抜け落ち、白く見えます。
苞葉に埋まるように咲いている花は、とても小さく、3mmぐらいなので、ピント合わせに
苦労しました。草丈は10cmぐらいで、つくんと立ち上がっています。
最初は、これがイヌノフグリかと思ったのですが、葉が対生していること、立ち上がって
生えていることから、タチイヌノフグリだと思いました。
タチイヌノフグリは、青い花が多いのですが、ここに生えていたのは、みなピンクの花でした。
花冠の内側がリングのように赤く染まっています。




































ヒメウズ(キンポウゲ科・ヒメウズ属)多年草

2019-04-19 20:18:23 | 草花
 久しぶりに曾根沼公園に行きましたら、ヒメウズの花がまだ少し残って咲いていました。
細い花茎の先に、5mmぐらいの小さな白い花が、うつむきについています。
花の形はオダマキに似ていて、短いながら距も見られます。
小さくて目立たない花ですが、儚げな風情が好きです。






























コクサギ(ミカン科・コクサギ属)落葉低木 雄花

2019-04-16 16:16:03 | 樹木
 裏の畑のコクサギに花が開き初めました。コクサギは雌雄異株で、この木は、雄株です。
雄花は、総状に花序を伸ばして、次々と咲いていきます。
今回は、雄しべの葯の様子や花粉を出している様子を撮ることが出来ました。
コクサギの葉には、独特の匂いがあり、この名の由来になっています。
この木は、カラスアゲハの飼育用に連れ合いが以前に植えたものです。冬芽の美しいことや
コクサギ型葉序といわれる、独特の互生する葉の付き方で、知られています。






























ロボウクモマグサ(ユキノシタ科・ユキノシタ属)一年草

2019-04-14 16:24:52 | 草花
 車で買い物に出かける往き帰り、車道と歩道を分ける縁石に沿って、白い小さな花が
たくさん咲いているのを見かけるようになりました。
 ロボウクモマグサと教えてもらった新しい帰化植物で、初めて見つけたのは、一昨年
でした。よく見ると、苔の中から生えているのがわかります。
茎の下部や根生葉は、赤い色をしているので、よく目立ちます。周りの田んぼ道などには、
全く見られず、舗装道路の縁だけに見られるので、この名がついたのかなと、思います。
こんなに小さな草花なのに、絶えることなく毎年生えてくるのが凄いなと思います。