まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

お寺を通り抜ける

2021-12-14 08:45:13 | お寺

今朝は重苦しい曇り空。

妙本寺に行く時は、鎌倉駅を出ると横断歩道を渡り大巧寺(だいぎょうじ)を通り抜ける。
通り抜けるだけでいいのかなと思いつつ、ついつい。
地元の人らしき人たちも通り抜けているからいいよね、って。


「大巧寺(おんめさま)」
特定の檀家を持たず、安産祈願のお寺で「おんめさま」とも呼ばれている。
旧本山は、比企谷妙本寺。
とあるから、あらあ、私の行き先とまんざら縁がないわけじゃない、ますますだ堂々と。

道の両脇に咲いている植物を愛でながら通り抜ける。


ウメモドキ

 ホトトギスと万両


手を合わせて頭を垂れる

で、妙本寺からの帰り道は

この橋を渡って「本覚寺(ほんがくじ)」の境内を通り抜けて駅へと。

あら、本覚寺も日蓮宗なんだ。大巧寺、本覚寺そして妙本寺、みな日蓮宗なのね。
拝観料を取らないのは関係あるのかしら。
でも佐渡の根本寺は入館料を取るしな、なんてせこいことを考える。
いやいや、拝観料を取られないってなんだかとても清々しく思えるのよ。それこそ寺だって。
お賽銭を奮発しようって気持ちになるわけで。まあまあ。寺には寺の事情があるか。

栴檀の実が青空に映えて美しいので写真を撮っていたら、老紳士に実の名前を訊かれた。
生半可な知識でおまけに老化が激しいから自信がない。名札を見てようやく堂々と。
「栴檀です」 しばし立ち話。老紳士は実を拾って皮を破って匂いを嗅いでいた。

帰るか、と。
駅の階段横の壁には 

そんな午後。

 

 

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