世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

菊乃井本店

2022-12-21 05:15:37 | グルメ

菊乃井は十年振り。場所は八坂だが道が狭く難渋する。紅葉も既に終り落葉である。

部屋からは池が、何でも清水が湧いているとのこと、道理で水がきれいだ。

金太郎ならぬ吉弘人形。吉は金刺繍で縁起の良い亀をもつ。正座してはおらず子供の仕草。

まさに菊乃井?

花瓶は備前・・・と、云ったところで室内のご案内を終える。

以下、献立表に従って紹介。尚、猪口の雲子蒸しは写真を撮り忘れ。

流石、菊乃井で器が素晴らしい。名器ではないが嘉靖五彩磁の写しや蓋付陶器に漆彩色碗等々。眼を楽しませる工夫が良い。仲居さんの教育もできている。心落ち着くひと時であった。

<了>


いもぼう平野屋本店にて『いもぼう』を食す

2022-09-14 09:07:54 | グルメ

円山公園内で知恩院に南接している平野屋本店。十数年振りに『いもぼう』を食した。『いもぼう』とは、里芋と棒鱈の煮物である。名物と云われる由来を知らないので、下手な講釈は語れない。

『いもぼう』とは、写真のように里芋と棒鱈の煮物である。今回は「ぼうだら御前」と賀茂茄子田楽をオーダーした。

右上が賀茂茄子田楽で、店のスタッフによれば、皮も食べられるという。勧めによって皮まで食した。

またまた、今回も聞くことを忘れたが、奥嵯峨・鳥居本の平野屋との関係であるが、どうも資本的なつながりはないようだ。

鳥居本の平野屋は20年近く縁がない。次回、京都を訪ねる際は考えてみたい。

<了>


鳥取のスラーメン

2022-07-25 08:50:04 | グルメ

京都からの帰途、鳥取周辺の古墳や古代遺跡・古代関連施設を巡った。昼食は、鳥取市民に馴染みのスラーメンにすることとし、提供している日本海自動車学校の食堂へ。

鳥取市役所は新築されたが、旧庁舎内の食堂で提供されていたスラーメンが、日本海自動車学校で再開されたとのことで、一度味を確かめたいと思い寄ってみた。

写真のスラーメン一杯が350円也。味はソコソコで350円であれば、人気になる訳がわかった。鳥取にお越しになる方は、是非ご賞味あれ。

<了>


黄檗山萬福寺の普茶(ふちゃ)料理

2022-04-14 08:08:39 | グルメ

大本山とか本山と呼ばれる寺院には、精進料理を供する処が存在する。萬福寺の普茶料理なるものを提供している。その普茶料理は、何十年振りであろうか忘却の彼方であるが、隠元禅師が伝えた中国風精進料理である。それは黄龍閣なる建物で食することができる。

『普茶』とは『普く(あまねく)茶に供する』という意味で、今あるいのちや食事を共に頂ける相手や食材などへの深い縁に感謝して、料理をいただけるようにとの意味がこめられているとのこと。三百数十年の伝統であるという。

(鰻もどき丼)

鰻もどき、鳥唐揚げもどき等は大豆ミートの類で、豆腐料理の一種であろう。蒲鉾もどきは山芋で作られていた。鰻もどきは今一歩なるも、鳥の唐揚げもどきはそれなりの味であった。久しぶりの精進料理で穢れを落とした気分?・・・で爽やかであった。

<了>


出雲蕎麦・羽根屋

2022-02-14 08:15:23 | グルメ

出雲蕎麦は羽根屋へ。昨年末の年越蕎麦以来2カ月半ぶり。寒い時期でもあるので、温かい蕎麦をと思い月見蕎麦をオーダーした。

出雲は他の地域と異なるのかどうか? 掛け汁は、徳利状の容器に入ってでてくる。好みの量の薬味と掛け汁で味を調えて食する。ガキの頃からなので、何の感情も湧かないが、初めての人は軽い戸惑いがあるかもしれない。慣れ親しんだ味を頂戴した。湯呑のような容器には、蕎麦湯が入っている。これも適当に掛け汁を入れて飲む。これもお決まりの味である。出雲へお出かけの際は、出雲蕎麦を是非ご賞味の程を。 

<了>