世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

再発行:予告・UP Date1000回記念・北タイ陶磁特集連載開始

2018-01-31 08:34:56 | 東南アジア陶磁

当該記事のUP Dateで989回となる。1000回を記念して、「北タイ陶磁特集」の連載を開始する予定である。内容は以下の順に掲載する。以下の朱字を追加することにした。

1.サンカンペーン窯と焼成陶磁:เครืองปั้นดินผาและเตาเผาส้นกำแพง

2.サンカンペーン古窯址

3.サンカンペーン鉄絵昆虫文盤の真贋について

4.E-Museum of the Sankampaeng Old Ceramics

5.双魚文考

6.サンカンペーン印花双魚文の系譜

7.印花魚文の装飾技法

8.法輪文考

9.チェンマイ県メーテン郡インターキン古窯址

10.オムコイ山中発掘現場

長期間の連載になるかと思う。サンカンペーン陶磁のコレクションを開始し、約25年を経過した、その間に種々調査したことなどを紹介したいと考えている。

 


Port Romano#2

2018-01-31 07:50:22 | グルメ

過去も記事にしていたと思い調べると、約3年前の2015年4月に記事にしてUP Dateしていた。過日2年半ぶりであろうか、タイ大使館領事部に行った際に寄ってみた。Port Romanoと呼ぶイタリアンである。

人気店であろう。相も変わらず席は埋まっている。下にメニューを紹介するが、価格がリーズナブルで美味いとくれば、流行らぬはずはない。

今回はマルゲリータと焼き野菜サラダである。いずれも期待を裏切らない。

KLのそれなりのレストランでは、日本人を目にするが、ここPort Romanoでは、毎回目にしなく今回もそうであった。知られていないのか?

場所は、アンパン通りとトゥンラザック通りの交叉点に建つインターマーク・ビルの、確かGFであったと思う。すぐに分かると考える。KLCCから歩いて20分も要しない。歩きが嫌な人はLRTのKLCCからアンパンパークまで一駅である。従って旅行者の方々も利用しやすいと思われる。

 


気の早いマレー・チャイニーズ

2018-01-30 08:23:26 | マレーシア

2018年の所謂、春節は2月16日からである。しかし1カ月近く前から騒ぎ出している。気が早いと云えばそれまでだが、それにしても早すぎる。

去る1月21日の正午前、滞在しているシタディーンの下の階から銅鑼の音が聞こえてくる。煩いほどだ。窓から覗くと中国獅子舞である。早速下に降りてみた、其の時の写真である。先週土曜日にスリヤKLCCへ行くと、巨大かつ派手な正月デコである。

スリヤKLCCとともに派手なのは、パビリオンである。まだパビリオンのデコは観ていないので、後日別途紹介する。

 

 


日本はHSRのトレーニング・センターを提供する

2018-01-30 07:44:01 | マレーシア

昨日のNew Straites Timesの記事である。見出しには”日本はHSR(KL-S’pore間新幹線)の教育センターを提供する”・・・とある。駐マレーシア宮川大使が、そう述べたとの記事である。

KL-S’pore間の新幹線を日本が受注できるのであれば、日本は新幹線に関する、例えば運転士、整備士等々の技術者育成のための訓練センターを提供するという。税金を納める者にとっては、多少なりとも抵抗感は残るが、受注できれば致し方なかろうとの気持ちもある。

本当にJR東日本が受注できるのか?線路敷設にあたる日本のコンストラクターが見積もりをする限り、受注は無理であろうことは既に触れた。日本の大手コンストラクターが関与しても良いが、設計・施工を現地コンストラクターに丸投げすれば、道は開かれるであろう。

新聞は好意的に、日本では過去50年の新幹線営業期間において、深刻な事故は1度も起こしていないとの、安全神話を記載してくれているのだが・・・。

話は飛ぶ、昨年末日本政府はタイ軍政に対し、バンコクーチェンマイ新幹線の見積もりを提示した。総事業費は1兆4700億円。所要時間3時間半、運賃1000バーツ以上とのこと。駐バンコク日本大使館の職員は何を考えている?

BKK-CNX間のLCCは1000バーツ以下でフライトしている。仮に運賃1000バーツとしても勝てるわけなかろう。そして1000バーツであれば、採算割れの赤字で円借款の返還など夢でしかなくなる。さすがプラユット。動物的感覚で分かるのであろう、早速タイ運輸省に最高速度300キロなど必要ないので200キロの中速鉄道にして、投資額の減額を指示したとのことである。この新幹線は日本が担当することで、両政府で合意しているが、プラユットも親中国である。もたもたしていると中国に横取りされまっせ。

 


中空土偶は亀有の両さん?

2018-01-29 08:24:10 | 古代と中世

過日、市川猿之助・館長の”発掘!お宝ガレリア”の録画を観た。縄文土偶のなかの中空土偶と呼ばれ、中味が刳り抜かれた土偶で、北海道で唯一の国宝とか。

この土偶を見ると、なんと左右の太い眉毛が繋がっている。まさに亀有の両さんである。亀有の両さんは、昨年コラートの国鉄駅で、多分モン(MON)ないしはクメール系の人々だと思うがその顔をみて、軽い感動を覚えた経験がある。

(出典:函館市縄文文化センターH・P)

番組では、青森でも同様な土偶が出土しており、縄文の時代に丸木舟で双方が、往来していたであろうと放送していた。当該ブロガーの妄想では、そのようなチャチな話ではなく、縄文のような先史時代に地球規模で交流なり交易が行われていたのではないか?

(出典:BKK国博)

写真はドバラバティー王国時代・7-8世紀の立像で、タイはぺチャブーン県シーテープ遺跡出土である。方や縄文、方や7-8世紀で比較対象にはならないが、縄文人の左右の眉が繋がっているとすれば、古代の人々は広い範囲で交流し、民族的にも近しいものがあったと、妄想した次第である。