世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

CHAO395号

2019-09-30 16:13:09 | 北タイ陶磁

昨年中頃から今年初めにかけて、チェンマイの日本語情報誌CHAOに、『ラーンナー古陶磁の窯址を巡る』とのテーマで5回に渡り不定期連載してきた。その後388号から3回に渡り続編を不定期連載することになった。今回は3回目(最終回)の395号である。北タイ在住者で興味をお持ちの方は、一読されたい。尚、日本でも入手できるので数寄者の方々には是非目を通して頂き、ご意見を拝聴したいものである。

 

今回は最終回の『インターキン窯址編』である。

 ◎チェンマイ近郊のメーテーンの窯址を訪ねて

 ◎窯址発掘の経緯

 ◎窯址の時代背景

 ◎予備知識を習得するには?

 ◎博物館の展示内容と焼成陶器

 ◎さあ、窯址へ行ってみよう!

 ◎穴窯の系譜 

・・・で構成されている。 

日本で入手する方法

  振込先:楽天銀行サンバ支店

 普通口座:4081258

 口座名:高橋敏(タカハシビン)

 尚、一部350円

 口座振り込み後

 ①氏名(ふりがな)、住所、電話番号、バックナンバー記入

 ②振込の領収書コピー

 二つを合わせて郵送かFAXにて申し込み

 宛先:Bridge International Foundation

 FAX番号:0-5312-7175

 住所:296/136 Moo2 Laguna Home T.Nongjom A.Sansai Chiangmai 50210

今後も不定期ながらCHAOに寄稿を予定しています。

 

<了>


倉敷考古館(7)

2019-09-30 08:22:34 | 博物館・岡山県

<続き>

引続き、代表的な遺跡の遺物を紹介する。

〇黒宮大塚墳丘墓

今回は弥生末から古墳時代にかけての黒宮大塚墳丘墓の出土遺物を紹介した。この吉備を中心として出土する特殊器台が、古墳時代に至り円筒埴輪として、大量につくられることになった。

吉備の弥生時代の土器は、壺や甕類を除き器台や台付の高坏の類が多い。盆や膳の類ましてや卓栿台(ちゃぶだい)、食卓など無い時代に於いて、衛生観念が相当発達していたと思われる。なんとなれば皿や碗を地べたに直接置いていないことによる。これについては後日考察してみたい。

 

<続く>