徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

龍馬と日本人の顔

2008-11-07 11:33:45 | その他
 2010年のNHKの大河ドラマで福山雅治が坂本龍馬を演じることになったらしい。彼と23年違いの同じ誕生日なのですぐにわかったが、おそらく撮影中に彼は40代に突入するだろう。彼の演じる龍馬は31歳で亡くなっているので、およそひと回り年下の人物を演じなければならないことになる。日本人の顔が幼くなったという話を以前、このブログでも書いたことがあるが、今回のキャスティングもその証左の一つと言えるかもしれない。
 実は昨日、映画「BALLAD」のエキストラ募集の事務所でもこんな話があった。エキストラの応募者は若者が中心だが、寄りのシーンになると高校生あたりは顔つきが幼くて戦場の武士に見えないというのだ。しかしよく考えてみると、実際の戦国時代には15や16で既に元服している人は沢山いたはずだから、今の高校生くらいの年代の武士がいくさに参加していることは普通にあったはずである。しかし、今の高校生の顔つきでは戦国時代の武士の顔としてはあまりにもリアリティがないということなのだろう。

日本人の顔」(2008年8月4日の記事)