徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ハッピーフライト

2008-11-24 17:31:20 | 映画

 今日は天気も悪そうだったので、家内と映画でも見に行こうと、最初は「石内尋常高等小学校 花は散れども」に行くつもりで電気館の上映時間を調べた。しかし、すでに1回目の上映には間に合わないし、2回目は午後4時からと、どうも按配が悪いのでシネプレックス熊本でやっている「ハッピーフライト」を見ることにした。「花は散れども」もそうだが、「ハッピーフライト」もすでに月刊誌「シナリオ」でシナリオを読んでいたので、それを矢口史靖監督がどういう風に映像化しているのかが楽しみだった。ただ文章で読んだ時にはあまり感じなかったのだが、見終わってまず思ったのは、この映画は矢口監督のオリジナルのシナリオだそうだが、相当エネルギーのいる取材をされたのではないかということだ。国際線旅客機の運航に関わる多くのスタッフを、それぞれの立場から描くためには並大抵の取材努力ではなかったと思われる。まずそのことに敬意を表したい。作品としても1級のエンタテイメントに仕上がっている。おそらく海外でも受けるのではないかと思う。また、主題歌にフランク・シナトラの「Come Fly With Me」を使っているのはとてもお洒落だ。


Come Fly With Me