雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

橋下さんの議会答弁

2008-03-08 04:57:25 | 大阪維新の会、橋下徹氏
大阪の橋下知事の議会答弁が始まった。

国会のように全てを写している訳でもないし、議論がどのようなものかは、それこそ言葉尻ばかりで判断は出来ないのだが、答弁の姿勢については充分満足できるものであった。

私が応援しようと思った橋下さんがそこにいた。
期待通りである。間違いなくいい結果に繋がっていくと思う。
私が彼に期待していること、思っていることを順不同に列記すると次のようなことである。


1.彼は運動部出身である。それも伝統のある名門の強いチームの運動部選手である。そんな選手たちが身につけている、なんとも言えない良さがある。
先輩を尊敬し、ウソ偽りを言わず、理屈よりも身体を動かし、ネアカに行動する。悪かったことは謝る。それも、ちゃんと謝る。そんな彼のスタンスは、予想通りにすがすがしい。

2.運動だけでなく頭がいい。弁護士などなかなかなれるものではない。
しかも法科出身でなかったはずである。本当に頭がいいのだと思う。ガリ勉でなった弁護士のひ弱さなど微塵も見られない。
弁護士だから当然弁が立ち、語り口が歯切れよく理論闘争に強い。
政治は素人だけどカンの良さで直ぐ覚えるだろう。
それも従来の政治の常識ではなく、自分自身の差別化された政治手法を直ぐ身につけることに期待したいと思う。

3.想いがある。これが全てのベースである。
想いのない、自分の想いを語れない政治家が多すぎる。
熱っぽく想いを語れる人はそれだけでリーダーの資格があり、人を惹きつける魅力がある。
それが語る言葉のトーンにはっきりと現れていて、アレはウソを言っているトーンではない。言葉が軽いなどと言われているが、むしろあの正直さを信じたい。

4.物事を実現してゆくために、広報戦略的な計算が出来ている。
『計算しないのはただのバカ』と言ってのけた。
自分の広報担当者をちゃんとヨコにつけた。
猪突猛進だけでない計算された戦略的な企画能力が、自然に備わっている。


勿論欠点もあるだろうが、これらの諸点は彼に自然に備わったリーダーとしての長所だと思う。

具体的な個別の案件については、まだ政治の世界の経験も浅いので、違っていることもあるだろう。それはすんなり謝って、方向転換すればいい。

個別の問題には詳しい担当者がいっぱいいるだろう。そんな担当、専門家とスクラムを組んで知事はその時々に的確は判断をすればいいと思う。
コメンテーターが取り上げるような細かい言葉尻など気にすることはない。

議会2日目だが、いいスタートが切れたと思う。
頑張って欲しい。
関西の中心大阪が変わってゆくことを大いに期待したい。
コメント
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