雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

単一民族神話を乗り越える

2008-03-10 12:07:41 | 発想$感想
今朝の朝日の社説である。
「移民は受け容れない」という政府の方針を支持する人は多いだろう。
何となくそんな気がするし、その気持も理解できる。

「単一民族であること」「世界での唯一の天皇制」、できれば守っていきたいと思うのも正直な気持である。

ただ、『単一民族であること』は守り難くなっているのも現実であろう。
世界中の往来が自由になって、日本に来る人も他国で暮らす機会も、昔に比べ様変わりになってしまった。
この傾向はどんどん進む方向であろう、加速することはあっても止まったりは決してしない。



そういう方向で考えていかなければ、現実との差や問題点がどんどんオモテに出てくるのだろう。
在日コリアンの問題も年月が経つにつれて、意識的に同一民族化する方向になるだろう。

ヨーロッパの国のサッカー代表を見ていてビックリする。
特にフランスは、これがあの『フランス語を大事にするフランス』のチームかと思ってしまう。
そう言えばサッカー日本代表も、日本人だけでは成り立っていない。帰化した人もいるし、特に監督は日本人以外が圧倒的である。

サッカーの場合はあまり違和感を感じていない。
強いチームを作るためにはそれでいいと割り切っているところがある。
国もある意味、世界と競争しているのである。


世界はとても一国だけでは生きていけない方向になってきた。
『単一民族神話』に固執していても、あまりプラスになることも少なくなってきた。国技といわれる相撲の世界でさえ「外国人力士」に頼らねば存立しない状況である。

少子高齢化が言われ、日本の行く末が磐石でないと言われているのだから、
単一民族もいいことだと思うが、そんなことばかり言っておれない現実に足早になっているように思うのである。


何となく朝日の社説の論調に『YES』である。

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Jリーグ開幕

2008-03-10 04:20:38 | スポーツ
Jリーグがスタートしてもう何年になるのだろう。
日本のサッカーも順調に育って確りと地元に根を下ろした感がある。

日本リーグ時代の釜本が現役の頃からサッカーを見てきたが、その頃から比べると隔世の感がある。
これはプロ化の影響が全てにいい結果をもたらしているのだと思う。

プロ野球とはまた違った運営方式であるが、この方が合理的だし時代の流れにも合っている。
また、世界に繋がっているサッカーの運営方式は国際的でいいと思っている。
そんな世界とは無縁と思っていたのに昨年はその世界の大会にも出場した。
今年は浦和、鹿島、ガンバの3チームが世界にチャレンジする。



プロ野球も、運営については早くサッカーに追いつくべきである。

野球と違って、1年中全日本代表が戦っている感じである。
そのたびに召集される選手たちの顔ぶれが少しずつ変わるので、各地チームのメンバーも日本代表だらけである。
それに外人の補強選手が入っているので、日本代表と同じかそれ以上のレベルでのリーグ戦になるのだろう。


そんなリーグ戦が今年も開幕した。
ストイコビッチが名古屋の監督になったり、ドイツから高原が浦和に戻ったり話題も多い。

鹿島は札幌を圧倒して勝ち、逆に浦和は横浜に負けてのスタートだった。
ガンバは千葉と引き分けたが。代表組7人が合宿にいなくて連携がもう一つであったとその原因を分析している。
日本代表のレベルでも練習で連携を確認しないと難しいのか、その辺のところはどこまでどうだか解らぬがそんな微妙なところもあるのだろう。

神戸はFG東京と引き分けのスタートだったが、今年はひょっとしたら頑張るかもと期待している。

観客動員もそこそこ以上になった。
セリエAの平均動員数と殆ど変わらぬ2万人近くになっているのは立派である。
昨日の浦和ー横浜の横浜の日産スタジアムは実に61000人を集めている。
ビックリするほどの数だが、それを収容できるスタジアムもワールドカップ開催以来、全国に立派なのがいっぱい出来た。

ホントに時代が変わったと実感している。
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