雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

高価なものは旨いか?

2008-03-14 12:07:23 | 日常生活・園芸、バラ、メダカ、金魚
何でも値段と言うものがある。
当然、安いものもあれば高いものもある。

食材や料理にについても同じである。
何百円の弁当も何万円もの高級料理までいろいろだが、高いものが旨いとは限らない。安くても旨いものはある。

同時に、同じものなのに無茶苦茶安かったのに、今高級品となってしまっているものもある。

少なくなると高くなる。
私の経験でで言えば、『鯨』と『ハタハタ』である。
鯨は終戦後よく食った。肉と言えば鯨ばかりといった印象も持っている。
あんな大きなのをいっぱい獲っていたからだろう。

昭和45年、1970年仙台にいたが『鯨』がまだ安かった。「おのみ」という今最高級のものが普通に食えた。

その頃、もっともっと安かったものがある。『ハタハタ』である。
魚偏に神と書くと天声人語にある。魚偏に雷と書いてもハタハタと読む。
その卵を『ブリッコ』と言う。

生活の中にあったものはよく覚えているし、身についた知識になるものである。
今高級魚でどの位の値段なのか知らないが、当時の値段は最も安いものの筆頭であったと思う。

魚を入れる『トロ箱』というのが今でもある。魚屋の店頭などで見かけるものである。
はたはたは、トロ箱単位で売られていた。1匹の値段など付けられなかったのだろう。秋田ではトロ箱1杯で50円か100円であった。

冬11月頃から獲れるのだが、見たことは無いが海岸がはたはたで埋まるとも言われていた。
男鹿半島からの道はこの頃、秋田へ上る片道だけが常に黒く光っていた。ひっきりなしに通るハタハタをつんだトラックから落ちる雫のためである。
これは目で見て確かめた結果である。

こんなに獲れていたハタハタも乱獲がたたってハタと獲れなくなって一時漁を禁じたこともある。
いまは少し回復したとか。それでも高級魚である。
高いか安いかは、『旨いか、不味いか』ではないことは確かだ。

秋田の県魚ハタハタで造る『しょっつる鍋』の味は今も昔も同じだろう。

世の価格は、その供給量で決まる。
今安く昔高かったモノ、私の経験では『米』が一番である。



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解り難いことばかりです

2008-03-14 04:26:20 | 発想$感想
最近の出来事はどうも解り難い。
それぞれ理屈もあるのだろうが、聞いてもよく解らない。

私だけが解らないのかと思ってしまう。
今朝の新聞に並んでいる記事軒並みよく解らない。


まず道路特定財源。
『来週にも修正案、暫定税率10年延長を短縮』とある。
解り易いのは、
民主党の1.全て一般財源化する 2.ガソリン税の暫定税率は廃止する 3.道路を造る権限を地方自治体に委ねる という主張のほうが解り易い。
だから国民の半数以上が支持するのだと思うが、
肝心の地方自治体の首長さんたちが100%に近い反対なのがよく解らない。何かいいところがあるのだろうか。


日銀総裁問題。
民主党が反対する理由だけは解っているが、財務省出身がそんなに問題なのか。
こんなことをしていたらどんな結論になるのか。
副総裁はOKと言っている。
総裁が空白になると大変だと言うが、ホントにそうか?
首相が突然止めて空白になったこともつい最近あったばかりだが、どんな大変なことになったのか。
この件が国会運営に絡んで、ガソリン税が短期間?安くなると言うがこれも難しい。


春の賃上げ。
空前の好決算と言われる企業、なのに今年の春闘は横並び1000円の賃上げである。
トヨタも1000円。なぜこんなに横並びなのか?
長くサラリーマンをやってきたが、当時の賃上げ額は1000円と言う単位ではなかったように思う。
1000円の賃上げとは実際どれ位1ヶ月の給料が上がるのだろう?


石破さんの防衛省の改革案。
これ自体が難しくて、いいのか悪いのかよく理解できないのだが、
内容の論議もさることながら、各部門や内閣官房の思惑などもあって余計にややこしくしているようである。
なんでもまず組織の性にするが、イージス艦の衝突とどんな関係があるのか、絡めて論じられるのも甚だ解り難い。


どれもこれもすっきりしない。


大阪の橋下知事。
言い過ぎて、取り消し。
間違ってアタマをさげる。
ちょっと修正すると、ここぞとばかりマスコミは突っ込む。

然し、解り難いことはない。
議会や政治の常識かも知れぬが、世間一般普通のことである。

東国原さんもそうだが、解り易いほうがいいような気もする。
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