飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

超富裕層たちよ、目を覚ませ!

2014-11-23 14:03:23 | 社会・経済

競争原理が社会に求められることは認める!
だが、
過度の格差が容認される社会は健全ではない。
新自由主義が過度の格差を生んだ・・・?!
トリクルダウン理論はまやかしである!
超富裕層のック・ハノーアーの言葉は重い!

 

私は、自由競争主義者である。

が、新自由主義批判者でもある。

それは、

その根底に、利己的強欲主義があるからだが、

利他的配慮を欠いた社会は、貧困層を生み、ますます格差を拡大するからである。


 

今が、その危険水域に達しつつあるということだろう。

富裕層には、同時に、社会的使命は大きい。

それは、貧困層を脱する機会とシステムを提供するという使命である。

それをしないのは、使命の放棄であり、単なる、強欲人間に堕する危険社会分子ということになるだろう。

 

それを、超富裕層のック・ハノーアーが警告しているとしたら、正論であろう。

トリクルダウン理論が、まやかしであるとの指摘が、当の富裕層から出たことは貴重である。

株価が上昇しても、景気浮揚感が少ないのは、さらに、富を求めて強欲に走るからであり、

消費に回らないのは、トリクルダウン理論がまやかしであるとの証左であろう。

 


これは、消費税増税が、景気を沈滞させるのと似ている。

日本において、最大の富裕機関は財務省であるが、財務官僚は経済を全く理解していない。

消費が停滞しては、経済のパイは縮小する。

経済のパイは縮小しては、税収そのものが伸び悩むことはこれまでにデータからも明らかであるが、

それを無視している。

 

格差が拡大すると、富裕層の消費そのものは限定的であるから、

経済は拡大しない。

デフレの原因はそこにある。

 

強欲である富裕層の富は、投機に走るのである。

銀行の貸出先は、もっぱら、大企業・富裕層に寛大であるから、

市中には回らず、金融市場にばかり流れるから、株価が上昇するのである。

 

かと言って、今の銀行が貧困層に貸出をするはずはないから、

せめて、減税するまでもなくても、増税は断念をするべきである。

あるいは、

今の国際金融資本の飼い犬<負け犬>のような銀行は刷新して、

ミニベンチャー資金を拡充して、起業を奨励し、新産業育成を図るべきである。

 

どうも、利権構造がそれを阻むのである。

銀行は、超大産業、エネルギー、原子力、製薬・医業、金融・・・

そして、軍産複合体には惜しげもなく融資をする。

利権構造の強化しか興味が無いようである。

 

やっているのは、同じ人間で(別にレプタリアン宇宙人?との説があるが・・・)

浅はかな人間の成せる技といえば、それまでである。

全体が豊かにならなければ、安定した豊かさは得られないのである。

そして、どんな人間も巨万の富を手にしても、わずか100年足らずして死ぬのである。

 

話は逸れるが、

唐突な日本の議会解散劇は、そのような状況で起こった。

消費税再増税は、経済の自殺行為であるが、それを先延ばしすることは解散しか手がなかったのである。

財務省の権力は、政界に君臨している。

増税廃止などと言おうものなら、一発、政権は飛ぶのである。

 

解散権は、唯一、総理の専権事項だ。

これを行使されては、何も出来なかったに過ぎない。

政治とカネの問題は、一種の脅迫である。

じわじわと寝首を欠かれるより、打って出る他なかった。

そう、感じている・・・?!

 

 

何れにしても、安倍政権は断末魔である。

聞く所によると、政治的野合による私利私欲の談合が政治家達を支配している。

政治決断という美名の下に、

高潔な政治判断が影を潜めている。

 

揺れ動き、保身が先行している。

沖縄の知事選の結果が、その憂慮を決定的なものとしたと判断している。

アベノミスクがアベノリスクになった瞬間、

慌てふためいて、解散の挙に打って出たのは、保身以外の理由は見当たらない。

 

超富裕層のック・ハノーアーのような、高潔な正直さを失ってはなるまい。

財務省の意図は、

所詮は、官僚支配と官僚利権の温存に根ざしたものと看破している。

経済の拡大など眼中にないのである。

よって、財政再建など毛頭成し得ない。

財政再建を建前に、財政支配を強化するための近視眼的な増税政策を推し進めている。

 

超富裕層の狂った強欲と何ら違いはない。

 

超富裕層たちよ、目を覚ませ! このまま「経済格差の拡大」が続けば民衆に襲われるぞ!/ニック・ハノーアー



動画の内容

皆さんは私をご存じないでしょうが 私は皆さんがあちこちで耳にする 上位0.01%の富裕層の一人で つまり紛れもないプルートクラット (超富豪 政治権力者)です
今日は私の仲間である 超富豪の人たちに向けて お話ししたいと思っています

私は資本主義やビジネスを大きな視野で捉え それによって鼻持ちならないほどの利益を得て 皆さんには想像もつかないような生活をしています 複数の住宅、ヨット、自家用機 その他もろもろ でも正直に言います 私はズバ抜けて賢くはありません 最も勤勉な人物でもありません 学生時代は平凡でした 技術も全然ありません プログラムも書けません まさに私の成功は 出生、境遇、タイミングにおける 驚くほどの幸運の結果なのです

しかし私にはいくつか長所があります 1つはリスクに耐える力が非常に強いこと もう1つは将来起きることを言い当てる 直感や洞察力が優れていることです この未来に対する直感が 優れた起業家精神にとって 最も重要だと思います

では今日 私が未来をどう見ているか 気になりますか? 鉄の熊手が見えます 怒りの群衆が手にしているような農具です なぜなら私たち超富豪は 想像を絶するほどの強欲に まみれて暮らし 99%の一般国民を どんどん引き離しているからです

資本主義下の 民主主義において ある程度の格差は必要です 問題は今日の格差が 史上最大であり 日々悪化しているということです そして もしこのまま富や力や所得を 一握りの超富豪に集中させていたら 私たちの社会は 資本主義下の民主主義から 18世紀のフランスのような 新封建主義へ変わってしまいます それは革命前の 農具を持った民衆が反乱した頃のフランスです

目を覚ませ

目を覚ましましょう いずれ終わりが来ます 私たちがこの社会における あからさまな経済格差に対して 何もせずにいたら あの民衆が襲いに来ます 自由で開かれた社会で 今のような経済格差の拡大が長く続くはずがないのです 過去にも続いた例はありません 極めて不平等な社会には 警察国家や暴動が付き物です 手立てを講じなければ世直し一揆が私たちを襲いますよ可能性の話ではありません 時間の問題です

経済格差が悪だとかいう倫理的な議論をしているのではありません 私が訴えたいのは この経済格差の拡大は馬鹿げていて 最終的には自滅につながるということです

(続きはここから)


私たちは 両政党で強い勢力を誇る― トリクルダウン政策とは手を切って 私が「ミドル・アウト経済」と呼ぶやり方を採用する必要があるのです

ミドル・アウト経済では 経済は複雑、適応的、生態系的なので 均衡や公正とは逆方向に進み 不平等になる傾向があり 効率とは程遠いが うまく管理されていれば 効果的であるという考え方です

大いに繁栄した 資本主義下の民主主義は どれも皆 中流階級と 彼らの生活を左右するインフラに対し 大規模な投資を行うという特徴があるのです

私たち超富豪は この 私たちがさらに富めば 他の人にも富が浸透するという トリクルダウン経済から脱却する必要があります トリクルダウン理論は間違いです そんなはずがないでしょう 私には平均賃金の 千倍の収入がありますが 千倍多く買い物したりはしません そうでしょう? 私はこのズボンを2本買いました パートナーのマイクいわく 「経営者ズボン」 私はこれを2千本買えますよ でも買ってもしょうがないでしょう? (笑)

2013年6月19日 ブルームバーグに私の書いた記事が 掲載されました 『最低賃金15ドルという資本家の理論』 という題です。

その記事が掲載されて ほんの350日後 シアトル市長のエド・マレーが シアトルの最低賃金を 時給15ドルに上げるという条例を 法律として成立させました これは連邦内で一般的な 時給7ドル25セントの 倍以上に当たります 何故そうなったのか 分別ある方なら疑問に思うでしょう

その理由は私たちが共同で 中流階級の人々に 彼らこそが資本主義経済の成長と繁栄の源であると再認識してもらったからです 労働者が持つお金が増えれば 企業は顧客が増え 雇用を増やす必要が出てくると 再認識してもらいました

企業が労働者に生活賃金を払えば 納税者は食糧配給券や 医療扶助、家賃補助などの 労働者が必要とする 生活保護制度の財源を 負担することから 解放されるということを 再認識してもらいました 低賃金の労働者は 納税状況が極めて悪く すべての企業が最低賃金を引き上げれば どの企業も潤い 競争も起きるということを再認識してもらいました

ここで出る定番の反論は 最低賃金の引き上げによって 失業が増えるというものでしょう。

矛盾する証拠がありますよ 1980年以来 我が国のCEOの賃金は 平均賃金の30倍から 500倍に上がりました これが人件費増加の実体です さらにテクノロジー系や 金融サービス系の 労働者もそうです 彼らは平均賃金の何倍も稼ぎますが 彼らの雇用は増加しています。

トリクルダウン支持者の言うとおりなら ワシントン州は大量の失業者を抱えていたでしょう シアトルは沈没していたでしょう ところがシアトルは 国内の大都市で 最も急成長しているのです ワシントン州は 他のどの主要な州よりも高い成長率で中小企業の雇用を増やしています シアトルのレストラン業は 好景気に沸いています

その理由は資本主義の原則として 労働者の持つお金が増えると ビジネスには客が増え 働き手が必要になるからです レストランが従業員に払う給料で 従業員が外食できるようになれば それはレストラン業にとって悪くない話です。

トリクルダウン経済論の最もタチが悪い点は 金持ちが もっと金持ちになれば 皆が幸せになるという その主張ではありません 貧乏人が金持ちになることは経済にとってマイナスだとして 最低賃金の引き上げに反対する人々の主張です それはナンセンスです

私や他の超富豪ら金持ちが我が国を作ったというレトリックは もう止めにしませんか? 我々 超富豪は知っています 表立って認めはしませんが 私たちが このアメリカ合衆国という国以外の どこか別の場所で生まれていたら 舗装もされていない道端に裸足で立ち 果物を売る人たちと同じだっただろうと 極貧の地域などに優れた起業家がいてもどうにもならないのです その起業家の顧客にどれだけの購買力があるか それに尽きるのです

ではここで私が「新資本主義」と呼ぶ 経済の新たな形 政治の新たな形をご紹介しましょう

資本主義は 他の仕組みを圧倒し 起業家にしろ顧客にしろ より多くの人を巻き込むことでより良く機能するということを認めましょう 是が非でも政府の規模を縮小しましょう ただし生活保護制度を切り詰めるのではなく 労働者が十分な賃金を得た結果 保護が必要なくなるようにするのです

中流階級にたっぷりと投資し 私たちの経済が より公正で より包括的になるようにしましょう
より公正ということは 真に競争力があるということで 真に競争力があるということは 人類が抱える問題に対する解決策を作り出す能力が高く それが成長と繁栄を推進する力になるのです

人類が社会における繁栄をもたらすために生み出したもののうち しっかり管理された資本主義ほど優れた社会技術は他にありません しかし資本主義は 複雑なシステムが増殖するという その根本的な力学のため どうしても不平等や富の集中 破綻に向かってしまう傾向があります

民主主義の仕事は 大衆の関わりを最大限に高めることです
ごく一部の人だけに お金を集中させるのではなく 繁栄をもたらすようにするのです 政治が繁栄と成長をもたらすのは 起業家とその顧客の双方が 豊かになれるような条件を 整えてこそです 私のような資本家と 労働者の力関係を整えるのは 資本主義にとって悪い話ではありません 不可欠なことです

最低賃金を妥当な額にすることや 医療費を手頃な額にすること 有給病気休暇や 中流階級が必要とする 教育や研究開発などの 重要なインフラをまかなうために 必要とされる一歩進んだ税制 これらはやり手の資本家なら 成長のために進んで利用すべき必須ツールです なぜなら 私たちほど その恩恵を受ける人は いないですからね

私たち超富豪は理解する必要があります アメリカ合衆国が私たちを作ったのであり 私たちが国を作ったのではありません 中流階級の成長は 資本主義経済における繁栄の源であり 繁栄の結果ではありません そして私たちは決して忘れてはなりません 私たちの中で最も有能な者でさえ 状況が最悪なら 未舗装の道端に裸足で立ち 果物を売ることになるのです

超富豪の仲間たちに告げます 私たちが我が国のために再び尽力し より包括的で より効果的な 新たな資本主義に取り組むべき時が来たような気がします 新たな資本主義はアメリカの経済を世界一の活力と繁栄に満ちたものとして 末永くあり続けることを保証するものです 我々自身の将来 そして― 子々孫々の未来を守りましょう あるいは何もせず 上流階級の優雅な暮らしや 教育の中に身を潜めて 自家用機やヨットで遊び― 楽しいですしね 民衆の反乱を待つかです
ありがとうございました

(拍手)


界面活性剤ゼロ(0)② バジャン、その発明の経緯!

2014-11-23 14:03:07 | バジャン

 界面活性剤ゼロ(0) バジャン、その意義!』 よりの続き・・・

洗浄剤が界面活性剤であるとの常識が、
バジャン(界面活性剤ゼロ(0))で覆る・・・!
これは大手洗剤メーカーの研究員でも認める事実である!
しかし、
これが世間に拡まるには、
多くの抵抗と戸惑いと新地平に対する無理解が横たわる・・・!

 

紛れもない特許製法(特許第3481615号)です。

それは、無機系洗浄剤として画期的な発明でした。


 

よく、重曹が洗浄剤として活用することが可能であるとの説がありますが、ある意味で、正解です。

ある意味では不十分です。

やはり、洗浄剤としては、洗浄力にその合目的性が要求されます。

重曹水溶液がある程度の洗浄力があることは、古くから知られていました。

 

重曹が洗浄原料として注目されたのは、ある切っ掛けがありました。

重曹の溶液を電気分解した溶液が、優れた洗浄力を有するとの発見です。

これは、特許を取得しています。(特許第3181927号)

 

そして、その溶液は従来の重曹とは、まるで違っていました。

それを細かく組成を調べて、何度も繰り返し洗浄テストを経て、

粉末の洗浄剤(界面活性剤ゼロ(0))バジャンが生まれたのです。

画期的な無機系洗浄剤の登場です。

 

はっきり申し上げて、

全て現在の洗剤は、石鹸にしろ、合成洗剤にしろ、界面活性剤ですし、

そして、

それは有機系の界面活性剤です。

現在では、驚くべきことに、洗剤といえば、界面活性剤ということになっています。

日本の洗剤工業会では、界面活性剤以外の洗浄剤は、洗剤とは認めていません。

 

有機系ということは、生物由来の物質という意味がありまして、

例外を除いて、炭素を含む化合物という分類がされています。

それらは、多くの場合、

金属・鉱物由来の無機系物質に比べて、毒性が強いとされています。

 

有機系洗剤の代表格は、合成洗剤です。

石鹸も又、有機系です。

油脂と水酸化ナトリウム(カリウム)の化合物質ですから、

その成分は単純ですが、有機系洗剤の一種と言えるでしょう。

が、成分が単純であるため、合成洗剤に比べて、毒性は低いとされています。

又、生分解性にも比較的優れているとされています。

界面活性剤であることは違いはありません。

 

界面活性剤は、必ず、洗浄物(あるいは身体)にその成分そのものが残ります。

さわやかな石けんの香りというのは、石けんが残っている証拠です。

何故かというと、

界面活性という作用が、一方に洗剤物質が皮膜を作り、方や同じ洗剤物質が汚れを皮膜で覆い、

水に分散して行く働きだからです。


 

問題は、残った洗剤物質成分が、毒性があれば問題です。

皮膚に付着した洗剤物質成分が、皮膚そのものを害する場合があります。

又、

皮膚が毀損して、真皮が露出していますと洗剤物質成分が染み込みます。

 

石けんが傷口に染み込んで痛みが生じるのはそのためです。

目に入れば、たまったものではありません。

もしも、毒性がある合成洗剤などの場合は、

繰り返し使用することにより、少しずつ体内に入り込ん行くことを意味します。

 

これは界面活性剤を使用している化粧品でも同じです。

衣類に残っている洗剤物質成分でも、汗などに溶け出して次第に皮膚から浸透します。

よく濯ぐことが肝腎なのですが、一定量は必ず残るとされています。

 

これがアトピー体質のある方が使用すると、問題が生じます。

界面活性剤(石けんを含む)を止めると、アトピーは治るよ! と言われている理由がそこにあります。

 

これは何も界面活性剤ゼロの洗浄剤が、アトピーを治すという意味ではありません。

アトピー性皮膚炎を発症する事が少なくなるという意味です。

アトピー体質が何故起こるかというと、はっきりとは解明されていません。

アトピーとは、不明という意味から付けられた名前だと言われています。

 

只、近年、急速に増えて参りました。

その原因は何かということは、今後の研究を待たないといけませんが、

悪化する原因の一つに界面活性剤があると言われています。

下着アレルギーがその素材にあるという見解もありますが、

残留界面活性剤の問題を無視することはできません。


 

残留界面活性剤、即ち、残留洗剤成分が問題なのです。

 

もしも、有害なものが体内に入ってきますと、

例えば、口から入ったものは、消化器官を通じて体外に排出されますし、

最終的には肝臓で解毒されてしまいます。

ところが、皮膚から侵入したものは、そのまま毛細血管に入り、

体内を巡ります。

 

いずれ肝臓で解毒されるとしても、その前に大きな不都合な事態を引き起こします。

昨今、多くのトイレタリー化粧品(シャンプー・リンス)や、基礎化粧品を多用したり、

メイクに熱心な女性は、羊水に化粧品の香りがするとの産婦人科医師の話もあります。

 

恐ろしい話ですが、真偽については、よくお調べ頂くとして、

確かな話です。

 

こうしたことから『経皮毒』という言葉が生まれた経緯です。


とにかく、いまや、このことを無視することはできないばかりか、

ひょっとして、アトピーの原因かも知れないと考える人が増えています。

 

経皮毒・・・

実は、皮膚から浸透する成分の影響は、良きにつけ、悪しきにつけ、甚大です。

お薬でも即効性があります。

よく目にしたり、耳にする心臓病の即効薬『ニトログリセリン』は舌下から皮膚浸透させます。

又、これはドラマの話ですが、XVガスは皮膚にわずかな量を垂らすだけで、

相手を暗殺してしまうという話です。

 

まあ、これらは極端な例ではありますが、

皮膚は、まさに外界に開かれた重要器官ということができます。

そのために、皮膚から容易に体内に浸透させないバリヤーがあります。

主として、皮脂成分によって守られているわけですが、

堅牢な角質によっても守られているわけです。

 

角質は20層からなっており、常に新調されています。

仮に、一枚一枚はがすと、因幡の白兎ではないですが、

真皮が現われます。

 

赤むけした状態ですが、こうなると空気に触れただけでも痛みが走ります。

ましてや、海水に浸かると飛び上がります。

因幡の白兎の心情も知れて余りあるというものです。

 

まさに生傷に塩をすり込みという言葉がありますが、

皮膚の真皮表面には神経が集中していますから、大変な刺激となるわけです。

その軽い状態が、アトピー性皮膚炎の状態だと考えて見てください。

 

軽い状態ですから、痛みはかゆみと感じますが、更に痛めると鋭い痛みに変わります。

何が辛いといっても、

かゆみとそして、痛みです。

絶え間ない常時のそれは、神経をすり減らします。

それ以上に、耐えられる方は少ないでしょう。

 

その原因は、様々で、特定できないとしても、

まず、更に皮膚を傷めることは厳禁です。

その意味で、毒性のあるものは現金すること、そして、掻きむしったり、

外力によって角質を剥がさないようにするべきです。

しっかりと保湿し、乾燥させないようにすることが肝腎です。

 

それが十二分に出来れば、少なくとも悪化を防ぐことにはなります。

病気というものは、その原因は解明されていないとしても、

まずは、発症しないようにすることが重要です。

 

発症が押さえれば、我慢が出来ますし、辛さを軽減することが可能となります。

最終的には、自分の体に備わっている自然治癒力によって、

改善されるのを待つことが出来ます。

その前向きの勇気も生まれます。

 

それをまず、実現させたいのです。

 

そのために、界面活性剤(石けん)を厳禁すること、又、界面活性剤の残留した衣類から離れることです。

こうすれば、アトピー性皮膚炎の苦しみから遠ざかることが出来ます。

 

界面活性剤ゼロ(0)洗浄剤の発明の経緯から、随分逸脱してしまいましたが、

発明の動機は、まさに『経皮毒』という問題が、テーマになっていたからこそ、続けられました。

 

有機系合成洗剤から全く離れた、無機塩系洗浄剤は、

重曹の水溶液を電気分解すると、

どのように液性が変わるかという研究から生まれました。

 

結論から書きますと、

重曹の水溶液を電気分解すると、その重奏本来の洗浄力と脱臭力が、

飛躍的に向上するという結果でした。

それで、特許が降りました。(特許第3181927号、同331750号)


 

これは平成9年に、

主としてアトピーの方に対して『合成界面活性剤がアトピーの主犯である』との、

信念から生み出され売り出されました。

そして、アトピーに悩む方々から歓迎され、症状の改善にもかなり貢献しました。

 

しかしながら、

重曹の水溶液を電気分解するということは、

その機器も必要としますし、手間も掛かります。

 

そこで次に取り掛かったことは、

重曹の水溶液を電気分解した成分の乾燥粉末の解析と、

変化した内容成分を突き止めることに成功したのです。

それにより、

重曹にケイ酸塩や様々な無機塩類を加え、その成分比率を変えながら、

何万回もの洗浄テストを繰り返し、更に、再汚染防止効果を持つ分散剤を加え、

分散剤を安定化する酵素を見つけました。

 

6年間に及ぶ研究の結果、最善の物質と組み合わせ比率を導き出しました。

そうして生まれたのが、界面活性剤ゼロ(0)の洗剤『バジャン』です。

これが特許製法(特許第3481615号)のバジャンの誕生です。平成15年の事です。

 

普通は、このようなことはすんなりとは参りません。

ここでは長くなるので割愛しますが、数々の奇跡的な出会いがそれを生んだのです。

そういう意味からも、

世の中が、それを渇望していたということ、

目に見えない支援が他力によってもたらされたと言う他ありません。

 

私と界面活性剤ゼロ(0)の洗剤『バジャン』の出会いは、

平成17年、いつかは忘れましたが、信頼できる友人から情報を齎(もたら)され、

試しに使用したことに始まります。


 

界面活性剤ゼロ(0)の洗剤など、存在すること自体半信半疑でした。

まず、洗浄力に疑いを持ったのです。

洗浄力は、界面活性効果によるものとの潜在意識がありましたので、

当然といえば当然です。

しかし、

一回の使用で、それは驚きに変わりました。

 

忘れもしません。多分、年末かどうかは失念しましたが、

大掃除に色々と試してみたのです。

私は男ですから、洗濯というよりも様々な頑固な汚れに試験してみました。

例えば・・・


直ぐに分かりました。

どんな頑固な汚れも一発でした。万能洗剤であると認識した瞬間です。

 

特に、台所・換気扇の油のこびりついた汚れは一発でした。

それを吹いた雑巾の汚れもきれいさっぱり溶かして、元の雑巾に戻りました。

汚れを分離するというより、見事に溶かし去ってしまう威力に驚いたのです。

そして、

物の見事、排水には跡形もなく流し去りました。

 

洗濯機に用いると、衣類の汚れは勿論ですが、

洗濯槽の汚れもいつの間にかきれいさっぱりピカピカにしてしまったのです。

普通、洗濯槽は長い間に、有機系洗剤は残留し、バクテリアを呼び、

カビのように黒ずんでしまいます。それが全てなくなったのです。

 

あれから、

7年有余年、平成24年7月より、縁あって販売普及活動に入りました。

それには、いろいろの理由がありますが、

奇しくも、ネットショッピングを始めたことと、私自身の熱意と、

それを聞き及んだ紹介してくれた友人の熱心な斡旋によるものです。


だから、

単純に運命の出会いと、使命と考えて淡々と紹介しているに過ぎません。

上手くマーケティングするというより、真相をお伝えして行くということに使命感を感じています。

 

話を戻します。

 

実は、驚いた洗浄力ですが、これは公的に認められています。

日本ではなく、ドイツで認められました。

なんで、

日本ではなかったかと言いますと、日本の洗剤工業会では界面活性剤でないと、

洗剤とは認められていないからです。

 

ドイツのミーレ社のフレセナス研究所(INSITUT FRESENIUS)において、

なんと、

世界の代表的な合成洗剤を差し置いて、世界一の洗浄力が証明されました。


 

これは驚くべき成果です。

しかし、体験した私にとっては、至極納得するものですが、

後で知り、頷くしかありませんでした。

昨年は、日本の誇る「魅せますニッポンの技と人」の「THE世界一展」に

見事招請されました。

 

「pressrelease20130327-1.pdf」をダウンロード


これも大きな時代の流れだと思われます。

これからの時代は、効率を求めるのは大切ですが、

何より、安心・安全が求められています。


 

 

<画像をクリック!>


次は、どのようなメカニズムで汚れが落ち、

又、それがどのように安心・安全なのかについて書きます。お楽しみに・・・

長い文章をお読みいただき、感謝です。(続く)