私がパソコンを初めていじったのは
無職になって 驚く貧乏になったとき
家計簿つけようと思って
当時同居してた娘に 家計簿作って！と頼んで作ってもらい
数字を入力するのが初めだった
娘は当時ネットブックを売る会社で働いてて
お客様に ご案内 パソコン操作のお教えなどを担当してた
そもそも 教えるのが好きだから
母親にも親切に
キーの操作など聞けば教えたくれた
ところが息子は
何か聞くと
「いちいち聞くな 自分で検索して調べろ！」と冷たい
私が
「自分でやれ！」
「自分で工夫して考えろ！」と育ててきたのの仕返しだな？
と思うほど おっかない
どっちが私を上手に躾けているか？
そりゃ 全くの初心者だったとき娘が棲むところに困って転がり込んできてて
ラッキー
少しはわかるころ 息子が転がり込んでて
ラッキー
ちょうどいい
さて
おばさんと付き合ってると
わが家の犬の散歩のしつけを思い出す
おばさんは昔人で 私に遠慮があるから
（則子さんを待たせちゃ悪い）と思って
温泉に行くとき寒空 早々と用意して 縁側にぽつねんと座って待つ
私は
高齢者を待たせちゃかわいそうと
どんどん約束の時間より せりあがって 忙しく
内心イラつく
そこに武蔵が加わると
武蔵は絶対数分遅れるから もう 共同生活は嫌だ！
と
私はイラつく
犬の散歩もそうだった
キュンキュン朝の散歩要求の鳴き声を ご近所に気兼ねして
散歩時間が早くなり 寝不足でいらついてた時
一発で 犬を黙らせ 私に従わせた
あれを思い出し
おばさんの遠慮を配慮しない
私の主導で 時間きっちりにと
へへ 割り切った
おばさんに 私流を呑み込んでもらう
しかし遅刻魔の武蔵は意のままにならない
呑み込むという言葉が武蔵の辞書にない
蹴飛ばしたい
