遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

2010-12-28 18:13:13 | ただの記事

おばさんが

暦を買ってくれという

これまで氏子を回ってくる神社から手に入れられたのに

今年は持ってこないというので

プールの帰り

最寄りのスーパーに寄った

昔ながらのスーパーだから 前は置いていたしというのに

ない。

51ukrlcsegl__sl500_aa300_ 下館まで 本屋に行こうか

といいつつ

町場の本屋にあるかなあ?と心配

それで

野殿(町よりちょっと農村寄り)

のコンビニに寄った

おばさんを車において

店員さんに  聞いた

「暦ある?」

「カレンダーは置いてませんが」

「違う違う  ほれ 年寄が今日は大安たらなんやら見る本になってる暦」

で案内されたのが 文具売り場  「ないですけど~~」

「違う 本よ」

本売り場を見たら あった!

「これよう!」

「あら!これですか? 勉強になりました」とかわいい店員さん

「じゃ、年寄連れてきて確かめるからね」

めでたくご購入 1050円也

「厚こいなこれ 」

「詳しくいろいろ書いてあるのよ  おばさん 1000円分楽しまなくちゃね!」

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付和雷同

2010-12-28 12:22:05 | ただの記事

05_06_kuroda このあいだ

大塚先生と話していたら

黒田清輝が

印象派を

日本に持ち込んだことについて

当時ヨーロッパでは

過去のものになりつつあった

印象派なんぞを

これが 

西洋画だと

日本人に思い込ませた

功罪について

誰それが書いてると言ってた

 

いろいろなところで

その話

読む

と言ったら

先生が言うには

その誰それ(名前忘れた)が

書いたことが

もう皆の定説みたいになったんだよ

と教えてくださった

上の絵は 『婦人像(厨房)』 明治25年作 東京藝術大学大学美術館所蔵

 

私も 子供らの世代に

母ちゃんたちって

いつまでたっても印象派から抜けられないのね

と馬鹿にされるもんだから

ちょっと それを 黒田清輝のせいにする

浅はかな 付和雷同精神があるんだなと 内心赤面した

 

マチスが言うには 月並みな魂では いくら奇抜な方法を使ったって

月並みな絵しかできないって

 

そういうことだな

 

嗚呼  恥

 

ところで

西洋の美術は いわば異文化なんだもの

その 衝撃というのは触れ合うことで 新しいものが生まれるんじゃないかね

ポスト印象派の時代

ヨーロッパの人にとっては

日本の絵画の平面性が衝撃を与えたんだし

それが引き起こした発想の転換は

たどりたどれば キュビズムにも行きつく

 

日本の側は 印象派が入って どうなんだろう

それを考えられないというのが  情けない

黒田清輝の功績について 貶めるようなことを

人の尻馬に乗って 言ってはいけませんね 

全然話は飛ぶけれど

李世民の中で

大きな文字が 一文字 壁に掛けられる場面があった

その画像は かなり魅力だった

私も

この一文字

花てぼさんから頂いて かけてある

Hyou_2

文字が作る絵って

漢字の国に生まれて

形があって意味があって

 

考えると面白い

 

書家は

東洋の画壇の先端を行ってるんだな

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