御導師様ご入場
と言って入ってきたのが見知らぬ丸いお坊さん
あら? 菩提寺がわが家と違うのかと思ったら
後から これまた立派な袈裟をまとって
いつものお坊さんが登場
ここのお坊さんね
二人ということは
お経は二重唱だった
昨日は
ご詠歌 かなりいい声のお坊さんで
なんか
仏式コンサートの梯子だ
坊さんもっとたくさんで大合唱というお葬式も経験がある
今日はお金の話は聞いていないので
それにまつわって ムカムカする必要もなくて
気を病まないでよかった が ま お布施は大変だろうなあ
今日の亡くなった方はまだ若いので
ご自身の友人も多いしお子さんの仕事関係の方も多く
親族の席も人が多かった
なるほど そうなると お葬式も関わり合いの人が多くなるわけだ
然し やはり釈然としないのが
喪主は奥さんを差し置いて ご長男
ええ??
と思った
父が亡くなったとき 当然母が喪主だった
私が女かどうかはもちろん関係ない
武蔵には先に死んでもらいたくない
田舎じゃ わたしは差置かれて 娘も差し置かれて 息子が喪主になるのだろう
変じゃない?それ?(あ 娘は 差し置かれてもいいかもしれない
戸籍上のいろいろがあるのだ)
戦前みたい
戦前の法律では
私の場合父の戦死は戦前だからね わたしが母を差し置いて
戸主になったのよ!?
赤ん坊のくせに
おかしいだろう!!!
武蔵の母が亡くなったとき
一番ビービ―泣いてたのが娘
それで 葬儀委員長の 武蔵の上司と 娘を最前列に
武蔵が 席に着かせた
そしたら 私が 怒鳴り飛ばされたのだ
「なんで ちよちゃんがここに来るの!」って そんな馬鹿なのありえない!
というのだが 人んちに指図するな! と思ったが
すごすご へこんだ