遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

はい 本日最終日

2014-07-24 06:48:13 | 個展

今回は絵の仲間と少し顔見知りの人に案内しただけだし

このブログは鍵がかかって

近所の読者も見られなくなってしまったし

お知らせしてみてもらうというのではなく

路傍の個展という感じだった

そこにいなくてもいいのだけれど

それも無責任だから

日に4,5時間いられるときはいるようにした

それは 絶対的暇時間というもので

病院の待ち時間とか

人間ドックでお泊りとかに似ている

時間

これがまた 好きなのだ

今回は

このシリーズのうち4冊読んだ

わたしは読書はベッドで寝る前にするんだけれど

この本は重すぎてベッドじゃ読めない

起きているときは 座って本なんか読まないから

いなければならない場所というので読むには最適

読んでややこしいことを考えたのは

下の方に書いた

http://yuukoubosss.fiw-web.net/2014tokidoki/1014index.html

西洋の美術史について

知らなかったことが多かったというのがよくわかって

向学心に燃える中学生みたいだったけど

時々 本格的居眠りにも突入してた

今の時代は 王侯貴族ではなくても美術を楽しめる時代で

わたしみたいな下層階級の人間でも

図書館借りて 趣味の絵を見てもらえる

そういう時代ではあるんだな

昔の 支配階級がパトロンだった美術品も美術館などで

見られて味わえる

でも 微妙に人心は操作されて流行り廃りが作られて

相変わらず 美術品は株券みたいに

高い値段をつけられたということが話題で

多くの美術家は貧困にあえいでいるがな

自分は老人で老後の趣味に美術を選んでよかった

楽しいと思うけれど

そういう風で私の人生は一巻の終わりとなるだろうけれど

生まれ変われたら

作家になる

研究をする どっちがいいか

ま 素質とすると 作家には向いてないという気もするのだ

でもね やっぱり 美術教育の仕事がいいわ

ただ 今の教育行政はひどいものな

私が働いていた時より もっと

仕事にならない気がする

しかし 今回の展示で

空襲の絵巻物に目を止めて

キャプションに寄ってって

文章も読んでくれた人が多かった

今の ガザのニュース

集団的自衛権(名前がいけないね 軍事的やくざ的関係に身を投じること)について

皆の心が痛んでいるからだろうか

絵は きれいで 心和むのが好き

何が描いてあるのかわかりやすいのが好き

というのが一般大衆の考え方だ

とは

言いきれないよと思った

美術史で言えば100年前が やっぱり気になる時代なのだ

『ピエタ』ケーテ・コルヴィッツ 1903年

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする