遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

今日の最後のお客様

2014-07-13 20:01:26 | 個展

http://yuukoubosss.fiw-web.net/gallery/emaki/emakiindex.html

この絵の前で↑ しばらくお話した

80歳くらいの美しい老婦人

熊谷で空襲に遭われたそうで

私がこの絵を展示したのは

平和が危ない時代に突入したようなのでね

これを今回は展示しようと思ったのです

とご説明したら

その方の話が止まらなくなりました

孫ちゃんが19歳 

戦争があった時代は 反対する人もいっぱいいたけれどあれよあれよと

その年頃の子たちが

戦場に駆り出されて殺された

という話を娘さんにも一生懸命お話になるそうだ

秘密保護法なんて物が通っちゃって

絵を描く人文章を書く人の自由が奪われtらら大変だ

というようなこともおっしゃってた

今日は本を返しにみえられて

眼鏡わすれて 文字は見えないから

またメガネ持ってくるわ

とおっしゃってくださった

今日に一番人気があった絵は ↓

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通路にこういう風

2014-07-13 10:45:30 | 個展

Img_0105

図書館に入ると通路の左側にこういうパネルを4枚設置できるようになっているのです

ここに貼ってある文章 

小貫則子 自己紹介

 

? 50代?の自画像

 

 

 

1943年東京深川で生まれる

 

?の絵を描いたころは

 

東京の中学校で美術教師をしていたが

 

中学校という職場は

 

生徒との格闘が激しく

 

子育てもあり

 

なかなか絵を描く時間もなかったが

 

自画像 なんて課題の時は

 

子供と一緒になって描く

 

という楽しみもあった

 

出した課題は自分も描くという程度のお絵かきは

 

ずっと続けてこられたともいえる

 

2004年定年退職とともに

 

夫の母の故郷 ここ茨城に移住した

 

 

 

大塚先生の指導下の

 

KINU洋画会 彩友会の会員となり

 

絵を描く楽しい老後を送っている

 

 

人物画

 

彩友会もKINU洋画会も

 

年に何回か人物画の課題が出る

 

この夏は久しぶりにヌードを描く

 

後ろ姿を描いたのは

 

そのような課題が出たからで

 

この課題で3枚描いた

 

後ろ姿を描いたときは

 

その方の雰囲気を描き表わせたらな

 

と思って描いた

 

 

 

若い女性は

 

彩友会の会員の姪御さん

 

このようにいろいろな方がモデルを務めてくださる

 

 

 

人物画は 人間を観察するのが好きだから

 

好みの課題だが

 

 

 

今度は

 

群像を描けるようになりたいな

 

↑清瀬の空襲

 

清瀬で2012平和記念フェスタという行事があった

 

そこでビデオ資料をつくって

 

空襲時のことを皆に伝えるには写真の資料が少なく

 

絵に描いてくれ という依頼があって

 

絵巻物にまとめたもの

 

 

 

夫は 東京生まれだが空襲のひどい東京から

 

こちらに疎開してきて

 

父も失ったので ここ茨城で育った

 

同じころ 私は 下町から山の手に移住して

 

空襲の難を逃れ

 

だから 今生きているわけだけれど

 

やはり父を戦争でなくした

 

 

 

平和な田園風景に心癒されながらも

 

何やら胸騒ぎもするし

 

二度とふたたび

 

戦争の惨禍に子供たちが巻き込まれないよう

 

祈念する気持ちが日々強まる今日この頃

 

 

 

 

 

?関城東小学校を遠望する水田

 

田んぼ風景は刻々と変化し興味が尽きない

 

水田風景をいろいろ描くのが 最近のマイブーム

 

 

笠間日動美術館の松

 

日動美術館の講座にも参加中

 

これまた 大塚先生の御指導です

 

⇒⇒

 

春の筑波山

 

ここ 筑西市からは筑波山が目印

 

かつて夫は林で迷子になると木に登って

 

筑波山を探して道を見つけたそうだ

 

歴史の古い筑波山は

 

探るほどに魅力的な山で

 

土地の人にいろいろ教わると

 

物語もたくさんありそうで

 

面白い

 

 

 

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昨日の笠間の模写講座

2014-07-13 06:00:56 | 絵画

昨日の課題はユトリロ

午前中は ユトリロについて講義

午後模写

そこで面白い話を聞いた

笠間日動美術館は

オーナーの長谷川氏がユトリロのパレットに描いた絵 が

ユトリロの画商に贈られたことから

画家のパレットを欲しい!

と思い

氏の古希の祝いにサプライズで

パレットをたくさん巨匠たちから贈られるという

ことがあり

それでパレットをみんなに見てもらえる美術館を作ろう

と ココ笠間の地が故郷なので

パレット展示のための美術館として

建てられたのが 笠間日動美術館の発端だったのだそうだ

私たちが笠間で講座を受ける部屋は パレット館の5階なのだ

いろいろな絵の中から

模写するのは↓の絵にした

この塔の中心線狂ってるのそう描くのかあ?

なんて生意気を言いながら始めた

貰ったカラーコピーはもうちょっとグレーっぽかった

模写とは言えない

ちょっとマネして描いてみるという程度だけれど

でもいろいろわかることが多く

面白かった

Img_0107

このえ面白かった

建物が向きがずれているから

すごく面白い空間になっている

わたしはユトリロの絵のマン面とト細い線の組み合わせが

絶妙 という絵を模写してみたかったが

そういう絵もあったけれど

これは恐ろしくキッチンとした絵で

上の方が面白そうと思ったのだ

ユトリロの絵って

垂線は傾いてるし

向こうに行く線もずれていく

多分これが 酔っ払いだからかもしれないけれど絵の魅力でもあるんだろうな

と思った

比の取り方とか 形が作るリズムとか

そういうのは絶妙だ

細い線と面の組み合わせも

でもそういうことは講義には出てこないし

大塚先生が見回りながら

こう描きなさいと盛んに言うのは色の置き方の手順で

人によって頭の構造が違うなあ

というのもよくわかって面白かった

大塚先生は私のところに来て

大橋さんにしては珍しい

って

言いたいのは 色の置き方が間違って

明度について気配りが足りない

と言いたかったようだけれど

フフフ 手順は違うんだってば

と 内心持ったが師匠だから逆らわないで無視

帰りに図書館に30分くらい寄った

今日は彩友会と思い込んでいたが

無かったので 午後図書館に行く

午前中は家事やらないと

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