自彊術という日本最古の健康体操を初めて1年3か月経ちました。
週一なので効果はよくわからなかったのです。・・・・が
先週の土曜日の練習の日に、久々の腰痛が襲ってきました。
最近は少しずつ良くなっていると感じていたので、ちょっとショック。
自彊術も全部できないかもと思いながら恐る恐るやってみると
意外に大丈夫でした。
しかも終わると楽になっていた!
「自力整体」というだけあって30分の動きで改善されたのか?
そんなことを思っていたところ、あるインターネットの記事で
「簡単に腰痛が治る」というのを見つけました。
それが、自彊術の動きの一つでした。
簡単にいうと「前屈」です。
まず座って足を前に出します。
このとき一つだけポイントがあります。
つま先をできるだけ自分の方に向けてふくらはぎをのばします。
それから体をつま先に向けて倒します。
普通の前屈と違うところは、体があまり斜め下に向かわないというところです。
顔が足にくっつくことはありません。足と体の間に空間がある程度。
腰の筋肉を伸ばして引っ張る運動です。
腰痛の人は曲がるところまでにします。
この運動が腰痛にいいという記事を見つけて
あ、そうかもしかしてこれで楽になったのかと思い当たりました。
もうひとつ、うちの近くに「ビークイック」というジムができて
そこに通っている人が「腰痛がよくなった」と言っていたので
どういうことをやっているのか聞いたら同じような事でした。
普通に腰かけて、前にある棒につかまりその棒がぐーっと
前に動いて腰の筋肉を伸ばすそうです。
体を足にくっつけないというところも似ています。
以前、NHKでやっていた「かかと落とし」も自彊術の一つでした。
本来は毎日朝晩実行するものですが、回数が少なくても
長年続けると効果が出て来ました。