韓国ドラマー麗、始まりました。
ヒロインとジュンギさんの年の差が結構あるし、ヒロインと呼ぶには
あまりに自然体すぎないか(演技がちょっと)・・・と心配していたのですが大丈夫でした。
策略に満ちた宮廷内でさわやかな風のような存在になるのではないでしょうか。
原作の「宮廷女官ジャクギ」のイメージも壊していないし、安心しました。
ジュンギさんの「仮面の男」もぴったり。
仮面が似合うのかな?「イルジメ」でも「仮面の男」だったし。
影のあるヒーローを演じさせたらジュンギさん以上の人はいないと思います。
この、「影」というのが重要です。
影の無いヒーローを演じた時もあったのですが (←タイトルがヒーローだった)
はっきり言っていまいちでした。
ジュンギさんは、正統派演技+影+コミカルで完璧だと思います。
こんなにいっぺんに出来る人は少ないでしょうけど。
今回は幼少の頃に顔にけがを負ってしまい、仮面で隠している皇子で
傷をつけたのは事故ではありましたが実母であり、なぜか嫌われています。
心にも顔にも傷を負っています。
朝鮮王朝では「美」を重視しており、顔に傷のある皇子は受け入れられないという設定です。
ヒロインに素顔を見られた時、とっさに手で傷を隠しますが
こちらを見つめる片目におびえたような、何とも言えない悲しみが見えて
「ひゃー、さすがジュンギさん、うまいな~」と思いました。
今は無邪気に仲良くしている8人の皇子たちが、これからたった一つの皇帝の座を巡って
戦うことになります。
私が思うにはいくらなんでもこんなに皇子を産まなくてもよかったんじゃないか。
全部で25人もいるそうです。それだけ戦いやなんやらで死んでしまうのかも。
皇后をはじめ側室もたくさんいるようで、そちらの争いもすごいです。
中国ドラマの方は、妃同士の争いではどちらかが死ぬまで続き
運よく皇宮を出られてもまもなく殺されてしまいます。
中国ドラマも良く見るのですが、これだけはやめてほしいという点が一つあります。
それは、タイトルバックに総集編を流すことです。
中国ドラマは全部撮影して編集もしてから放送する上に、
なんと中国、台湾では最初に総集編を放送するそうです。(歴史ドラマだけかも)
総集編を見ておもしろそうだったら続けて見るというシステムのようです。
気になるシーンが多くて10秒戻しボタンが大活躍。一時停止ボタンも。
このボタンを発明した人、天才です。